ブリュージュ ゾット ブロンド/Brugse Zot Blond

シンプルながらリッチな穀物感。ミドルボディでしっかりした旨味とそれを邪魔しないいフルーティさ。バナナ系の風味はそこまで感じられず、むしろ酸味のあるフルーティさが中心だった気がする。

ブルージュ ゾット デュッベル/Brugse Zot Dubbel

落ち着いたベルギービール特有の風味。思ったより複雑さや深みに欠けるが、濃厚な口あたりの割には余韻な切れ味良く飲みやすい。安定感のあるスタンダードな旨味。

ビンディング レーマー ピルス/Binding Römer Pils

香りはさっぱり、飲むと飲みごたえがかなりある麦芽の分厚さ。ドイツらしい骨太で実直な風味。フルーティさもシンプルながら分厚い。普段飲み用として良い。一番搾りに系統は近い気がする。

シュナイダー ヴァイセ アルコールフリー TAP 03/Schneider Weisse Alkoholfrei TAP 03

ノンアルコールビールとしてはやや独特の癖がある。落ち着いてどっしりした麦芽感は良いが酸味が少し悪目立ちしている気がする。悪くは無いが良くもない。

アンナフェストビア (セント・ジョージ・ブロイ)/Annafestbier (St. Georgen Bräu)

★どっしり厚みのある風味でハーブやオークの風味が存分に感じられる。甘さはそこまで強く無く、それよりも旨味が強い。フェストビアとしての完成度が高く、しつこすぎないリッチな風味が楽しめる。好み。

シュナイダー ヴァイセ クリスタル TAP 02/Schneider Weisse Kristall TAP 02

★ヴァイスとしてはややサッパリしているが、シュナイダーらしい旨味とクリーミーさ、ヴァイスらしいバナナやクローブのこってりした風味もしっかり感じられる。普段飲みにしやすい飲み口。

ホフブロイ ミュンヘナー ヴァイス/Hofbräu Münchner Weisse

★クリーミーさと香ばしさのバランスがなかなか良い。大きな特徴は無いスタンダードな風味だが完成度がとても高い。普段飲みとしてとても良い一本。

フェルトシュロッセン ブラウフリッシュ/Feldschlösschen Braufrisch

オリジナルと比べると少しこってしりた印象は受ける。飲み口はやや重いが後味は軽快で飲みやすくはある。食事とは合わせやすいし、チーズなどの癖のあるつまみと一緒に飲むにはちょうどいいバランスと思う。

フェルトシュロッセン オリジナル/Feldschlösschen Original

軽快で普段飲みに良い具合の飲みやすさ。癖が全く無いが薄く水っぽくはない。、普段飲みとして何も気にせず食事やおつまみと一緒に飲むビール。スイスらしくチーズとの相性は良さそう。

ツェトラー フェストヴォッヘン-ビーア/Zötler Festwochen-Bier

メルツェンありがちなこってりしつこい感じではなく飲みやすい。良くも悪くも普通の風味で安定した旨さ。濃厚さはあるが普段飲みにできる。

ラ・ギロチン/La Guillotine

華やかさより穀物とホップ中心のどっしりした風味。少し香りと味がアンバランスな印象も。IPAと比べるとホップの華やかさに欠け、軽快なエールと比べるとビターさが強すぎる。

ヴァイエンステファン フェストビア/Weihenstephan Festbier

ほどよい黄色いフルーツや麦汁の濃厚さ、そこまでしつこくない軽快さもあるぼちぼちのフェストビア。これと言った長所は感じないが、普段飲みにも出来る風味。

ヴァイエンステファン クリスタル ヴァイスビア/Weihenstephaner Kristall Weissbier

しっかりした甘みのあるヴァイスビア。酵母感が無い分、よりクリアで飲みやすい反面、甘さがダイレクトに感じられるので少し重い印象を受けた。

シメイ グランド リザーブ ウイスキー バレル エイジド 2022/Chimay Grande Réserve Whisky Barrel Aged 2022

★シメイブルーに比べると風味の分厚さは増しているが、ややオークが強く出過ぎている印象もある。ウイスキー感は弱い。ウイスキー樽熟成としてではなく、シンプルな熟成物ビールとして楽しんだ方が良い。

シメイ グランド リザーブ ラムバレル エイジド 2021/Chimay Grande Réserve Rum Barrel Aged 2021

★★美しい濃厚さで非常に完成度高い。ややしつこいオーク感や余韻に粗っぽさを感じるが、ラム感が非常に良い。ラム好きなら推奨したいバランス。

シメイ グランド リザーブ バリック オーク エイジド 2019/Chimay Grande Réserve Barrique Oak Aged 2019

★深い熟成感とローストモルトのコク。分かりやすくパワーアップしたシメイ ブルーで、奥行きと複雑さ、飲みごたえが増してねっとり濃厚な風味に。価格がやや高い事、700mLボトルがメインである事(たまに350mLもあり)がややネックだが、見かけたら試す価値…

ファーストクラス BA ココナッツ シシモン スマッシュ ケーク (オムニポロ)/First Class BA Coconut Cinnamon Smash Cake (Omnipollo)

★★濃厚で甘さが強く、ややしつこくもあるがバランス良く、変な言い方だが心地良いしつこさ。個人的な好みの風味とはやや違うが、完成度かめちゃくちゃ高いことは良く分かる。

ヴィカリス トリプル/グーズ/Vicaris Tripel/Gueuze

トリプルにランビックというよりランビックにトリプルを加えたようなランビックの存在感。酸味ある柑橘フルーツかや強く、穀物はうしろで目立たず支えている印象。

サクソ ブロンド (カラコール)/SAXO Blond (Caracole)

★~★★際立った個性は無いがバランスが良くレベルが高い。素朴ながらしっかりベルギービールらしいフルーツやフローラルさが溢れる。満足感のある一杯。★1寄りの★~★★

シュナイダー ヴァイセ アヴェンティヌス アイスボック TAP 09/Schneider Weisse Aventinus Eisbock TAP 09

★非常に濃厚な旨味も少ししつこいくらいの印象。穀物やストーンフルーツの旨味が凝縮している。個人的には元のTAP 06の方が好みだが、バーレーワインのようなパンチの強い風味が好きなら選択肢としては有りと思う。

ワイルド ウェスト クリーク-フランボーズ/Wild West Kriek-Framboos

はっきり酸味のあるチェリーやベリー系のフルーティさ、甘さは強くなくサッパリ感が強め。やや癖が強いサワービールで、飲み慣れていないと少し面食らうかも。

レフ リチュアル 9°/Leffe Rituel 9°

悪くはないがベルギービールとして目立った特徴はなく深みも欠け、少し風味のまとまりに欠ける印象。悪い事を色々書いているが決して悪くは無く、ただ期待した割には印象に残らなかっただけ。

レフ ルビー/Leffe Ruby

フルーティさに人工感がそこまで強く無くしつこくない(ベリー系はどこまで頑張っても人工感はある程度出るが)。甘さは強いので好みは分かれそうだが、飲みやすいサッパリした余韻で嫌味が無い。上品なフルーツビール。

カメラドスキー バルサミコ/Kameradski Balsamico

★濃厚で個性溢れる変わり種ビール。それでいてフルーティな酸味やロースト感のバランスがとても良いおかげで、度数ほどよりずっと飲みやすい。頻繁に飲みたいとは思わないが、一度飲んでもらいたい面白さ。

ヴァレ-ル ダイバース/Valeir Divers

どっしりボディにクリーミーな口あたり、パンチが強くアルコール感が強く出ている印象。少し主張が強くバランスに欠ける風味。

サン・フーヤン セゾン/St. Feuillien Saison

★~★★風味豊かでパンチもあり、それでいてフルーティさやフローラルさにまとまりがあり上品なバランス。基本に忠実なセゾンで、飲んでいてどこか懐かしさも感じされる。★1.5弱くらい。

モリッツ オリジナル/Moritz Original

比較的ボディ分厚く飲みごたえあるラガーで、柑橘の甘さはしっかりしているがそれに負けない麦芽感。余韻はサッパリ切れていくので飲みやすい風味ではある。

クワンティーン アンバー/Quintine Amber

柔らかいアンバー。香りはダークフルーツ中心で円やかだが、飲むとビターさがしっかり感じられる。全体的にはドシっと落ち着いた風味。

トンゲルロー ブリューン/Tongerlo Bruin

落ち着いた旨さ。チョコレートやドライフルーツの甘さはあるが控えめ、アビィビールとしては少し地味な風味。良い意味でも悪い意味でも余り印象に残らない一本。変な癖が無く、濃厚な割には飲みやすい。

トンゲルロー トリプル/Tongerlo Tripel

トリプルとしてはスタンダードな旨さ。程よいフルーティさにクリーミーな穀物感、公募のフローラルさにハーブのビターさ。バランスはとても良いが、良い意味でも悪い意味でも思い出に残らない風味。