ブナハーブン 8年 2014 (ダンカン・テイラー)/Bunnahabhain 8yo 2014 (Duncan Taylor)

少ししつこいくらいのしっかりとした甘さと、塩気やヨードも含んだピート感。魚介っぽさがあるのが少しバレッヒェンっぽい感じ。キャラメル系のねっとりした甘さが個人的には少し強すぎる。

ブナハーブン 17年 モアンヌ トリプルカスク アイラフェス 2023/Bunnahabhain 17yo Mòine Triple Cask Fèis Ìle 2023

★スモーキーさは例年と比べるとやや抑えめな印象も、柔らかいスモーキーさに滑らかな口あたりはモアンヌらしいバランスの良さ。少し特色が薄い印象だが、良い感じのピート感。 今年は大当たりも無いが外れも無い、ブナハーブンらしい安定したセットだった。

ブナハーブン 1998 マンサニージャ カスク フィニッシュ アイラフェス 2023/Bunnahabhain 1998 Manzanilla Cask Finish Fèis Ìle 2023

★少し雑味が多いがブナハーブン長熟らしいバランスの良さ。こってり寄りの甘さとスパイシーさ、ほのかなスモーキーさが良く調和がとれていると思う。これが飲みたいというような中毒性は無いが高いレベルで安定している。

ブナハーブン カナスタ樽熟成 アイラフェス 2023/Bunnahabhain Canasta Cask Matured Fèis Ìle 2023

シェリー樽熟成の短熟物としては良くある風味も、甘さとスパイシーさ、ほどよい渋さに麦芽感とバランス自体は悪くない。確かにオロロソとペドロヒメネスの要素があって面白い。

ブナハーブン 2004 モアンヌ トカイカスクフィニッシュ アイラフェス2022/Bunnahabhain 2004 Mòine Tokaji Cask Finish Fèis Ìle 2022

★柔らかい燻製スモークとローストしてより甘みが出てきたフルーツ、キャンディや蜂蜜の甘さもあり全体的に甘臭さが際立つが、塩気も強めでしつこさは緩和されている。昨年のモアンヌの方が個人的には好みだが、これもブナハーブンらしいスモーキーさとフルー…

ブナハーブン 1998 カルヴァドスカスクフィニッシュ アイラフェス2022/Bunnahabhain Fèis Ìle 2022: 1998 Calvados Cask Finish

カルヴァドス樽由来のリンゴ感がガツンと出た一本。洋梨タルトやキャラメル、ブナハーブンらしいフローラルさやハーブ感もあり、なおかつ樽のえぐみはそこまで出ていないのでバランスが取れていて、良い感じに奥行きが増した長熟品。今年のアイラフェス限定…

ブナハーブン アブン アライグ アイラフェス2022/Bunnahabhain Abhainn Araig Fèis Ìle 2022

ブナハーブンにしては軽快寄りでフローラルさもそこまで強く感じない、反面原酒がやや若いのか乳酸飲料や発酵食品っぽい風味が奥の方にある。チェリーやブドウ感もあるがフルーティさは控え目で、甘さはブラウンシュガー系。

ブナハーブン 1989 28年/Bunnahabhain 1989 28yo (The Whisky Agency)

甘さはあまりなく、軽快な麦芽と多彩な穀物感が全開。蜂蜜や南国フルーツの甘さはあるものの、フルーティさやフローラルさはかなり繊細で、あくまでも麦芽の風味が前面に押し出されている素朴な風味。長熟らしく角の取れた爽やかな麦芽感。評価だと結構甘さ…

ブナハーブン 30年 (ザ・キンシップ)/Bunnahabhain 30yo (The Kinship)

香りは繊細で華やかも、風味は骨太で力強くしっかりとしたレモンキャンディの甘さ、ピートはかすかに藁を燻したようなスモーク感。OBである繊細な風味とは違い、長熟に耐えたことも納得の骨太な酒質。30年だともっと円熟味が出ていても良いと思うが、そこま…

ブナハーブン 12年 カスクストレングス 2021/Bunnahabhain 12yo Cask Strength 2021 Edition

飲みやすく華やかで濃厚。フローラルさが少し抑え気味になっているのが残念ではあるが、基本的には通常の12年が好きな人が求める味わいをキッチリ再現している印象。もう少し頑張ってほしかった気持ちもあるが、オフィシャルとしては十分の気持ちのいいい出…

ブナハーブン 25年/Bunnahabhain 25yo

18年とは違うベクトルの熟成感で、バーボン樽由来の黄色いフルーツの要素や、樽そのもののオーク感がより強く感じられる。ビターさやスパイシーさ、塩気が他のコアレンジ品に比べて強く、好みが分かれそう。

ブナハーブン 18年/Bunnahabhain 18yo

ブナハーブンのコアレンジ品の中では特にシェリー樽の影響が大きく、濃厚なシェリー由来のフルーティさやシナモン感が強い。生クリームやシロップような熟成した甘みも濃厚で、ややビターさが引っ掛かるものの、デザートワインのように飲める。12年のような…

ブナハーブン ステュウラーダー/Bunnahabhain Stiùireadair

やや若さは感じるが、クリーミーな生キャラメルや上品なシェリー感がしっかり感じられる。ブナハーブンらしい上品なフローラルさや甘さと言うよりも、しっかり味付けされた風味と言う印象を受ける。少量加水は甘さが少なくなり塩気やオーク感が増すので、少…

ブナハーブン アイラフェス2021 マスタークラス・テイスティング/Bunnahabhain Fèis Ìle 2021 Masterclass Tasting

力強いバターやキャラメル、フローラルさが楽しめるマルサラフィニッシュ。チェリーやダークグレープ、スモーキーさとタンニンが楽しめるモアンヌのボルドーフィニッシュ。それぞれブナハーブンらしいフルーティ&フローラルな個性を持ちつつ、良い具合にフ…

ブナハーブン 7年 ケイデンヘッド/Bunnahabhain 7yo Cadenhead

強いピートと塩気、南国フルーツ的なフルーティさが旨い。ピート感はオクトモアに近い、土や燻製、タバコのようなスモーキーさ。アイラモルトの短熟らしい力強さとシンプルな旨味が感じられて、長熟とは違う良さが楽しめる。

ブナハーブン トチェック ア ガー/Bunnahabhain Toiteach A Dhà

ブナハーブンらしくなく、アイラらしい一本。酒質の強さと熟成年数未表記の割には、非常に上品で口当たり円やかな一本で、15年表記でも疑わないようなレベル。ブナハーブンらしいフルーティーさも健在で、ストレートで味わいたい。アイラのいぶし銀的な存在…

ブナハーブン12年/Bunnahabhain 12y

アイラ好きとして、ピートが殆ど効いていないという事でこれまで余り試していなかったが、アイランズとともスペイサイドとも言えないフルーティーさと潮味が上品で、すごく好み。樽感も感じられるので、ウイスキーの美味しさが味わえる一品。長熟もまた一段…