セント・ベルナルデュス アプト 12/St. Bernardus Abt 12

文句のないバランスのいい濃厚さとパンチの強さ。クアドルペルとしてはしつこくなく、デュッベルに近い軽快なバランス感だが、デュッベル以上の複雑な濃厚さ。さすがの出来の高さ。

セント・ベルナルデュス エクストラ 4/St. Bernardus Extra 4

軽快ながらしっかりした穀物とベルギー酵母の風味、黄色いフルーツの酸味と甘み。バランスが良く旨味とキレの良さが特徴的。修道院ビールとしては飲みやすいが、薄いわけではなく、ベルギービールらしい華やかさもある一本。

セント・ベルナルデュス トリプル/St. Bernardus Tripel

非常に良いバランスのトリプル。ベルギー酵母由来のフローラルさを含む香味と分厚い麦芽、華やかでクリーミーさもあるフルーツ感が上手く、全体的にしっかりとまとまったトリペル。華やかさより素朴寄りのトリプル。

セント・ベルナルデュス ウィット/St. Bernardus WIT

滑らかでさっぱり目の風味、程よい香ばしさの小麦感。コリアンダーや柑橘ピールを使用していない分、より素直なビールの風味が楽しめる。バランスがよく素朴な、旨いウィットビア。

セント・ベルナルデュス プリオール 8 /St. Bernardus Prior 8

落ち着いていて甘さ控えめ、どっしり分厚い風味のデュッベル。ペーター 6と比べると華やかさ控えめで、より麦芽やカカオ、コーヒーのようなビターなロースト感が支配的な旨さ。同じデュッベルでもペーター 6と飲み比べると楽しい。

セント・ベルナルデュス ペーター 6/St. Bernardus Pater 6

落ち着いたダークフルーツとチョコレートの濃厚な風味と、どっしりしたロースト感のある麦芽やハーブ。甘さは強いが分厚いロースト感と相まって、落ち着きのある余韻。トラピストビールらしい濃厚な旨味が楽しい一杯。

セント・ベルナルデュス クリスマス/St. Bernardus Christmas

素晴らしく骨太な麦芽感と、クリスマスエールらしいスパイスが混じったフルーティさ。デリリウムはフルーティさと麦芽感が半々くらいのバランスだったが、こちらは麦芽感がデリリウムよりやや強め。その分ビールらしい飲みごたえは十分。個人的な好みで言う…