エンゲルスツェラー クロスターブロイ 1293er/Engelszeller Klosterbräu 1293er

★クラシカルで堅実な飲み口、風味のラガー。良い意味で派手さは無く、ビールらしい風味をしっかりと感じられる。酵母のニュアンスがなかなか良いアクセントになっている。

トラピストビール一覧&テイスティング

2023年1月現在、世界で13か所あるTrappist®の商標を冠したビールを販売しているトラピスト修道院(うち10か所は”Authentic Trappist Product”ラベルを使用)について、本ページで過去に紹介した記事を元に紹介

エンゲルスツェル フェストビア/Engelszell Festbier

穏やかなビターさのある麦芽とオークが中心で、実直で落ち着いた風味。香りにはキャラメライズされたような甘さを感じるが、飲むとリンゴの皮目程度のほのかな甘さ。派手過ぎず、かつエールらしさをしっかり残したフェストビール。

エンゲルスツェル ニヴァード/Engelszell Nivard

ロースト穀物やオーク感がかなりしっかり強めで、派手さはなく実直な風味。トラピストエールというより、通常のベルギービールにありがちな香味で安心して飲める。安心して飲める美味しさはあるが、少し特徴には欠ける。

エンゲルスツェル ヴァイス ヘル/Engelszell Weiße Hell

フルーティさの少し強めなラガー。穀物の風味が主体のドイツスタイルで素直な風味。小麦ビールらしい香ばしさはやや欠けている印象だが、口あたりの軽快さにはよく表れていて、余韻もとても軽く飲みやすい。

エンゲルスツェル ツヴィックル/Engelszell Zwickl

トラピストとっぽく無い、かなり軽快で酸味のある爽快な口あたり、穀物感はしっかりあるのでボディはそこそこ。フルーティさは香りにはパイナップル系もあるが、味はシンプルな柑橘くらいしか感じなかった。夏向きの飲みやすい風味。

エンゲルスツェル グレゴリアス/Engelszell Gregorius

チョコレートとブドウの分厚い風味がどっしり。奥行きはシンプルな印象でゴテゴテしておらず、トラピストのダークフルーツクアドルペルよりは飲みやすく、濃いめのデュッペルやポーター寄り。エンゲルスツェルは良くあるトラピストエールとは少し風味の傾向…

エンゲルスツェル べノー/Engelszell BENNO

トラピストピールとしては珍しい透き通った風味で、麦芽感はしっかりしているがどっしり重くは無く、トラピストエールとしてはかなり軽め(ビールとしてはミディアムくらいで、フルーティさがやや強め)で、奥の方にマヌカハニーっぽいハーバルな蜂蜜感もあ…