現行版よりも柔らかい口あたりでスモーキーさはやや強め。フルーツもリンゴと言うよりベリーや柑橘がメイン。原酒の若さは感じられるが飲みやすい一本。オールドボトルの評価は高いが、個人的な好みだと現行と同じくらいの好み。
少し刺々しいスパイシーさはあるが、変な癖は無くストレートでも飲める風味。短熟をここまでしっかりまとめ上げる技術の高さを感じられる。割り材向きではあるが使い勝手が手広く良い。
ジョニーウォーカーらしいまとまりに欠け、ホワイトラムっぽい独特の癖がある。サンプルボトルの中身を詰め間違えたんじゃないかとも思えたほど、ジョニーウォーカーらしくない風味。悪酔いしそうなアルコール感で、正直好みではない。
香りはかなり良い、味は少しトーストしたオークのビターさが前面に出過ぎている点が残念。ただしライのスパイシーな穀物感やバニラやリンゴの甘さはしっかり感じられ、全体としての総合力は結構高い。多少時間を置いた方がバランスが良くなった印象。
悪くは無いが、余韻にかけてのバランスが少し悪い気がする。もっとスモーキーさが欲しいならジョニ黒やダブルブラック、熟成感はグリーンラベルや18年の方が好みで、ジョニーウォーカーのラインナップの中では少し立ち位置が分かりにくい。
現行品に比べると、瓶熟の影響もあると思うが、口当たりがこなれていてスモーキーさもフルーティさもより滑らかになっている印象。麦芽感がはっきり強く出ていて、今よりも素朴さが強い。甘さも現行より強め(もしくは他の要素がこなれてきた影響で目立って…
これぞスコッチ、これぞジョニーウォーカーと思える風味。何度飲んでも良いバランスだと感じる、実家に戻った感のある落ち着ける旨さ。個人的に、ウイスキーを飲み始めた大学生の頃の常飲ボトルがジョニ黒や竹鶴、ラフロイグだったこともあり、なお一層実家…
上品で飲みやすいアイラブレンデッド。他でも楽しめる風味だが、ジョニ黒らしい安定した変な癖のなさは流石と思う。ほかのアイラ系ブレンデッドでも十分楽しめると思うが、ジョニ黒らしい安定感は流石。今回のオリジンシリーズはそれぞれの地域ごとの個性が…
華やかさと麦芽感が良くバランス取れていて、いかにもスコッチらしい風味。余韻もビターすぎず、すっきり過ぎず、余韻までずっとバランスが良い。(何度も言うが)オリジンシリーズはジョニ黒らしくは無いが、ジョニーウォーカーらしい滑らかな完成度の高さ…
麦芽感が芯にある風味ながら、奥に目立ち過ぎない程度の華やかなフルーティさとフローラルさが支えてくれる。石鹸やバーボンっぽいニュアンス、余韻の素朴で落ち着いた風味などが、ハイランドモルトらしさを強く感じさせてくれる。ジョニ黒らしくは無い風味…
非常に飲みやすく軽快な風味。軽快な麦芽感に果汁感のあるフレッシュさ、それをクリーミーな甘さがまとめてくれている。余韻に少しビターさがあるがしつこさは無く、フルーツの皮目のようなニュアンス。切れ味良く飲みやすい一本。ジョニ黒らしくは無いが、…
ジョニーウォーカーの最上位品だけあり、時間を置くと繊細で上品な風味が良く出てくる。ただ少し時間がかかった印象で、第一印象だけならブラックラベル12年やグリーンラベル15年の方が好みだった。下手に加水せず、ストレートでじっくり時間をかけて楽しん…
長期熟成らしいフルーティーな香りは素晴らしく、味も上品で旨いが、ジョニーウォーカーである必要性が少し無くなっている気がする(ジョニ黒や15年と比べると、コスパもやや落ちる?)。ハイボール等はジョニ赤やジョニ黒に任せて、18年はストレートでじっ…
ダブルブラックのコンセプトから、もっとピート感が強烈なのかと想像していたが、実際にはバニラやオレンジ系の果物の甘さ、まったりとしたコクも味わえて、意外と上品な出来と感じた。濃厚でありながら、ジョニ黒同様コスパは抜群なので、スモーキーなハイ…
ジョニーウォーカーのブラックラベルよりフルーティーなスペイサイドの風味も強く味わえる、正にひとランク上の風味といった印象。ブレンデッドウイスキーにありがちな「風味のまとまりはあるが、各シングルモルトの個性が失われている」という事は無く、各…