ジョニーウォーカー ブルーラベル/Johnnie Walker Blue Label

(1)特徴

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ジョニーウォーカー ブルーラベル/Johnnie Walker Blue Label

・ジョンウォーカー&サンズ社(ディアジオ社所有)

・40%

 

ジョニーウォーカーは、ブレンデッド・スコッチウイスキーを代表する銘柄。ブレンデッドウイスキーの中では比較的スモーキーな風味が特徴で、ウイスキーとしては世界第5位の売り上げを誇ります(上位4つはインディアンウイスキーです)。レッドラベル(ジョニ赤)やブラックラベル(ジョニ黒)はスーパー・コンビニ等でも容易に入手でき、そのコスパの良さで知られています。

今回テイスティングするブルーラベルは、コアレンジ品の最上位に位置する商品です。オフィシャルの紹介によると『一万樽に一樽といわれる希少な原酒のみを用いた究極のブレンド。この上なく芳醇で力強く、微かにスモーキーな味わい、長く心地よく続く余韻が特徴です。』となっています。

 

(2)テイスティング

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【香り】

古紙のような微かなスモーキーさ、リンゴやプラム、ベリー、乳製品、塩気、オイリーさ。時間を置くと、上品なフルーティさとフローラルさが良く開いてくる

 

【味】

ビターな口当たり。藁を軽く焚いたようなスモーク、塩気、花の蜜、ハーブ、スパイシーでオーキーな余韻。こちらも時間を置くと上品な甘さが良く広がるようになる

 

【総評】

ジョニーウォーカーの最上位品だけあり、時間を置くと繊細で上品な風味が良く出てくる。ただ少し時間がかかった印象で、第一印象だけならブラックラベル12年やグリーンラベル15年の方が好みだった。下手に加水せず、ストレートでじっくり時間をかけて楽しんでほしい一本。