トバモリー 1995 27年/Tobermory 1995 27yo (Thompson Brothers)

27年熟成と思えないほどフレッシュなニュアンスが残っている。まったりとした熟成感を求めるならやや不満だが、フレッシュさと複雑な熟成感の調和が味わえる、飲むほどに楽しい一本。徐々に良くなる。ごてごての味付け長熟物よりずっと良い。

レダイグ 12年 (ケイデンヘッド)/Ledaig 12yo (Cadenhead)

甘みが強く、そこにしっかり強い湿ったようなウッドスモークに塩気、ローストした黄色いフルーツ、奥には桃系のフルーティさも。複雑さはそこまで無いが、各風味のパンチが素直かつ力強く感じられる気持ちの良い一本。定年の記念にボトリングだなんて、羨ま…