通常のラガヴーリンとは少し異なる風味で、スパイシーさや乳酸感が強い。ボディはミドル、ピート感はしっかりしていて飲みごたえがあるが、雑味が多いので少し重い。樽材と胡椒を一緒に舐めているような感じ。
ディアジオスペシャルリリースの12年と雰囲気は近い。少し荒い印象はあるが、ラガヴーリンらしい素朴ながら骨太な麦芽感と、ほのかに一枚纏ったようなポートワイン感はバランスが良い。一本飲みたいとは思わないが、一杯は楽しめる。2022年ボトルよりはずっ…
★ラガヴーリンらしい分厚い穀物にトロピカルフルーツや乳酸、トップにアルマニャック樽由来のブドウの風味がしっかり出ている。迫力のある好みの風味。コスパは悪いが買って後悔はしなさそう。
★か無し ボディ分厚くラガヴーリンらしい風味。甘さは通常の16年よりゴテゴテしているので、シンプルさが好きなら16年の方が良く、華やかさが欲しいならこの蒸溜所限定の方が良いと思う
★完成度が高くパワフルなラガヴーリン。満足度は高いが、個人的には期待したほどでは無かった。ボトルのラスト1杯だったので、風味が多少飛んでいた可能性も・・・。そうだとしたら、それでこのパンチの強さと風味の豊かさは素晴らしいと思う(とはいえ評価…
★★熟成感はそこまで無いが、美しいバランスのラガヴーリン。甘さとスモーク、ボティの力強さと口あたりの滑らかさが絶妙。かなり好みで、長熟ラガヴーリンとは違う良さがあった。
★★とても出来のいいラガ。変に凝っておらずシンプルな風味ながら、分厚い麦芽とピート香、柑橘感やトースト感が素直に感じられ、変な癖もなく麦の旨味がしっかりダイレクトに刺さる。旨い。
名前から想像していたビターさが前面に出た風味ではなく、ビターさが良いアクセントになったバランスの取れた風味。飲み口も非常にスムーズ。甘さは通常のラガヴーリンより強めで、フレッシュなフルーツの甘さもはっきり。思ったよりずっと良い。アードベッ…
ラガヴーリンの力強さと樽由来の甘さが高次元でマッチ。変わった樽を使用したリリースが多いアイラフェスボトルの中では正統派なモデルで、近年ではピカイチの出来だと思う(ボウモアも正統なボトルが多い印象)。買いたかったなぁ・・・
アイラらしさ、ラガヴーリンらしさが全開の風味で、オフィシャルの16年物と言うよりもディアジオのスペシャルリリースに方向性は近い。パワフルで飲みごたえ十分。蒸溜所の個性が良く出た気持ちのいい一本。
ややスモーキーさは控えめだがしっかりラガヴーリンらしさあり、ギネスカスク由来と思われるカラメル感のある甘みがしっかり出ていて、奥からオレンジのようなフルーティさと酸味もじっくり出てくる。旨い。個人的に好きな要素の合体で非常に好み。ディアジ…
磯感やミネラル含んだ塩気の強いラガヴーリン。唐辛子的なピリピリしたスパイシーさがあり、甘さは控えめ、飲み込むとスモーキーさが広がるが余韻は短め。16年と比べるとコクが少なくなった分、磯っぽいパンチが増して、余韻は軽快。
16年に比べるとヨード感が強い。香りはフルーティさとエルダーフラワー、味はかなり甘いフルーツ缶とスパイス。まさに甘臭い一本。フルーティさも完熟フルーツやトロピカルフルーツのような癖のある系統。
16年のスタンダードボトルと比較すると若い荒々しさは否めないが、その中でもラガヴーリンらしい骨太な骨格や濃厚な風味は健在。加水すると荒々しさが取れてとても上品になる(とはいえ酒質の強さゆえ薄くしゃばしゃばになる訳ではない)。若く荒々しいアイ…
安心安定のラガヴーリンの風味。どっしりした酒質にピートの雄々しさ、そこにペドロヒメネスシェリーらしい蜜のように甘い赤いフルーツ感が加わり、温かい印象を受ける。ラガヴーリンは基本的には16年のみ、そこに8年やディスティラリーエディション、ディア…
アイラの巨人にふさわしい、重厚で上品な仕上がり。加水しても味がぼやけず、ストレートと同様のピーティーさとフルーティさ、長い余韻が楽しめる。アイラ好きの一人としては、常に安心できる1本。アイラと言えばバチバチとした刺激が特徴的で、このラバヴー…