★パンチがありつつ滑らかで、ほどよい樽感を伴ったシェリーの風味。カヴァランらしさがバランスが良く出ていて、良いボトルだと思う。ただとても旨いという程ではなく、値段も少し高い。これならキルケラン8年シェリーの方が好き。
若々しい原酒感はあり、甘さは強いがやや青々しいフルーティさ。スモーキーさは中程度で湿気た藁やオークを燃やした様なスモーキーさに潮気が足された感じ。ノンピート麦芽をピート樽で熟成させたとのことだが、それにしてはかなりはっきりとしたミディアム…
とても濃厚でまとわりつくようなシロップの甘さオークやタンニンの微かなビターさが非常に長く続く。長熟コニャック並にブドウ感が強く、ブラインドで飲んだら一瞬コニャックかと間違いかねないレベル(さすがに麦芽感が来るので気づくと思うが、濃厚さは同…
ここまでバーボン樽の影響を受けたモルトウイスキーは初めてかも知れない。丁寧に熟成されたバーボン(FEWとか)の様なフローラルさやトロピカルフルーツのニュアンスと、バニラやココナッツのような甘い香り。味わいはスパイシーさやオーク感が強いが、オレ…
濃厚なシェリーの風味と樽感、加えてバーボン的なバニラ感も感じられる。カバランらしいトロピカルフルーツや紹興酒(ソリストのヴィーニョ・バリックでも共に感じられた)もあり、原酒由来というより、熟成過程で何か亜熱帯地域に共通する香味成分が生まれ…
短熟カスクストレングスらしいパンチに、長熟のような濃厚な風味という、相反する要素が混在した風味がとにかく楽しい一本。巨峰にバニラにトロピカルフルーツに樹液と、甘みのタイプも多様で奥深い。他のカスク由来のボトルも試してみたくなる。甘いウイス…