ラ・ギロチン/La Guillotine

華やかさより穀物とホップ中心のどっしりした風味。少し香りと味がアンバランスな印象も。IPAと比べるとホップの華やかさに欠け、軽快なエールと比べるとビターさが強すぎる。

フローリス ホワイト/Floris White

フローラルな小麦ビール。コクはやや欠けるが、酸味あるフルーティさとハーブはしっかり感じられる。夏向けのサッパリした飲み口。

ビエール・デュ・コルセア (ヒューグ)/Bière du Corsaire (Huyghe)

甘さや口当たりはまろやかだが、かなりアルコール感が前面に出ていてパンチが強い。柑橘のリキュールっぽい印象も受ける。海賊をイメージしたラベルの通り、荒々しい風味になっているが好みでは無かった。

アーヴェルボーデ/Averbode

上品かつ繊細なフルーティさに、麦芽以外にオーツやスペルト小麦を使っているせいか素朴ながら分厚くパンチのある穀物感。個人的にスペルトやオーツを使ったビールが好きなのでかなり楽しめた一本。

フルーリー ストロベリービール/Früli Strawberry Beer

少し人工的にすら感じるいちごの風味、奥の方にある香ばしい穀物感がやや緩和してくれるものの、全体的にはシャープで透き通った強い甘さが印象的。ビールと言うより、甘いカクテルのような感覚で飲みたい人にオススメ。

フローリス フランボワーズ/Floris Framboise

バランスのいい甘すぎないフルーティさ。ほどよい酸味もあって軽快な余韻で飲み疲れない。フルーツカクテルとしてみるととても良いと思う。

デリリウム ノクトルム/Delirium Nocturnum

期待を裏切らない濃厚なフルーツと麦芽の素晴らしい饗宴。余韻のビターさも強すぎず、でも余計な甘さを緩和していていい感じ。バランスが良い濃厚なダークエール。デリリウムらしい一杯だと思う。

デリリウム トレメンス クリスマス/Delirium Tremens Christmas

非常にフルーティさが濃厚ながら、しっかりとした麦芽の主張が感じられて正統派な風味。そこにフワッと被さってくるクリスマススパイスも素晴らしく、絶妙なバランス。クリスマスエールの中では、個人的には1、2位を争うくらい好みの風味。

デリリウム トレメンス/Delirium Tremens

ウィートビアのような香ばしい小麦感がベースも、そこに濃厚な乳酸発酵飲料やフルーツオレのようなクリーミーで濃厚な甘さがくる。ベルギービールらしい力強さはもちろんのこと、乳酸感や穀物感など強い個性を持っていてパンチのある風味。こういった個性に…