ビエール・デュ・コルセア (ヒューグ)/Bière du Corsaire (Huyghe)

(1)特徴

・ビエール・デュ・コルセア (ヒューグ)/Bière du Corsaire (Huyghe)

・ヒューグ醸造所(ベルギー)

・9.4%

・ベルジャン・ゴールデン・ストロングエール

ヒューグ醸造所は、ベルギーの東フランデレン州メレにある醸造所。1906年にレオン・ヒューグ氏が既にあったメレ醸造所を買収して、生産を開始したとのことで、買収前の歴史も含めると1654年からビール作りを行っているとのことです。フルーツビールを含む30以上の個性的な銘柄を醸造しています。

ビエール・デュ・コルセア (ビエーフ・ドゥ・コフセアみたいにも聞こえます)は18~19世紀に活躍した海賊の名前で、海賊のような強いパンチを持ったストロングエールとなっているようです。

(2)テイスティング

【香り】

麦汁、強めのアルコール感(ウォッカほど荒くないがビールとしてはやや荒い)、オレンジ、琵琶、黄桃、ハーブリキュール

 

【味】

甘くまろやかな麦汁、オレンジやハーブリキュール、柑橘ピールや柑橘の葉、穀物の香ばしさ

 

【総評】

甘さや口当たりはまろやかだが、かなりアルコール感が前面に出ていてパンチが強い。柑橘のリキュールっぽい印象も受ける。海賊をイメージしたラベルの通り、荒々しい風味になっているが好みでは無かった。