★★熟成年数ならではの荒さもあるが、シェリーのしっかりした風味とのバランスが良く、流石ラフロイグのOBシングルカスクという出来の良さ。満足感の大きい一本。
★★高次元な複雑さと美しさ、バランスも抜群に良い。長熟ラフロイグらしいトロピカルフルーツの風味も満点で、程よい甘さと塩気、スモークも骨太で楽しい。良いシングルカスク。
★★しっかり濃厚なフルーツ感があるラフロイグ。個人的には少しパンチが足りないが熟成感はしっかりあり複雑。フィニッシュのシェリー感が目立つが、バーボン樽由来の甘さもしっかり裏支えしてくれていて奥行きがある。イアンハンターシリーズらしい、まとま…
★例年と同じく美味いラフロイグ25年。蒸溜所の人から聞いた話では熟成期間が2年長いとの事で27年以上の熟成原酒を使用しているらしいが、過去の25年と比較して明確な熟成感の違いは流石に無い。程よくトロピカルで複雑さもほどほど、どちらかというと爽やか…
ウッディさがかなり前面に出た風味。スパイシーさと余韻のビターさは強く舌や喉がそこそこ痺れる。加水した方がバランスが良いが、特に風味が引き出されるという程では無いので飲み方が難しい。樽素材感が強く出過ぎていて個人的にはイマイチだった。
★★上品で美しい長熟ラフロイグ。程よいパンチとトロピカルフルーツの甘さ。オフィシャルらしい素直で上品な美味さ、繊細さもありバランスが絶妙。ただ上品すぎて自分の好みから行くとあと一歩と言った感じだった。 同タイミングでテイスティングした30年 198…
★★★ラフロイグらしさ満点の風味。30年熟成と思えないほどガツンとしたパンチが残っていて、フルーティさも長熟ラフロイグらしいトロピカルフルーツが全開で樽感に負けていない。同じタイミングでテイスティングしたThe Ian Hunter Story Book 1よりもパンチ…
★~★★しっかりしたラフロイグらしいパンチの強さ、しっかりとした甘さ、しっかり長く続く余韻。トリプルウッド由来の複雑な風味が楽しめて、非常に満足感のあるボトル。ラフロイグのカーディスはそこそこ実験的なのに毎年ちゃんと期待通りの風味を出してくれ…
★程よい熟成とポンチの強さも、ピート香や口あたりは想像したよりも柔らかく飲み心地が良い。バランスが良く、定期リリースされるカスクストレングスとは違った面白みがある。ややコスパは悪いので、バーで試してから買った方が良い(合わなければ同じ値段で…
★★落ち着いた良い風味の長熟アイラモルト。少し気は抜けてる印象もするが、その分角が取れていて非常に飲みやすい。アイラ長熟と過度に期待して飲むと少しがっかりするが、そこまで期待せずに通常のアイラモルトをイメージして飲むと十分満足する感じ。印象…
★★おそらくラフロイグ。軽快な麦芽感に強いレモンキャンディの甘さと柑橘感、それを包み込むどっしりしたピート香。長熟らしい複雑さと円熟味と共にフレッシュ感もたっぷりあるアイラ長熟。柑橘の風味の出方がちょうど良いバランス。
★★ラフロイグの長熟らしいトロピカル感と金柑、穏やかなピート香に灰っぽさ。非常に出来が良い。パンチはそこまで強くないがしっかり芯は感じられ、優しく優雅で複雑。典型的な旨いラフロイグ。
★★しっかりとしたラフロイグらしいパンチの強さにヨード感、柑橘の酸味、バーボン樽由来の甘さにスパイシーさ。各要素の強さとバランスが非常に良い。15年物としては秀逸な出来だと思うし、長熟には無い魅力がたっぷり。個人的にすごい好き。ただ度数がもう…
★少しベタっとした印象のピート感に、トロピカルフルーツ系の甘さはバッチ14と比べるとやや強め、水っぽくも感じる位の滑らかさと若干のスパイシーさ。香りはバッチ14より好みだが、味は14の方が好み。少し重めのピート感とオークのビターさが表に出過ぎてい…
★★香りは穏やか寄りも、飲むとかなり強いスモーキーさとフルボディの麦芽感、トロピカルフルーツの風味がドンとくる。甘さはシンプルでしつこくなく、ドライで力強いラフロイグらしい一本。ここ最近の10年CSの中ではかなり旨いバッチだと思う。
強烈な甘臭さ。通常のCSと比較すると甘さがかなり強く、キレの良いスパイシーさもあるがそれ以上にねっとりとした口当たり。ラフロイグらしい塩気を含んだ強烈なピート香は健在で、甘めのラフロイグ好きならドンピシャだと思う。ここ数年のCS 10年の中ではイ…
くどくないがしっかりとしたトロピカルな甘さとシャープなスパイシーさ、穏やかなピート香とロースト感。10年の延長線上にある風味。非常に高いレベルでバランスの良いラフロイグ。年によって風味のばらつきがあるようだが、これ位のレベルだとちょっと良い…
系統としてはラフロイグ 10年 シェリーウッドと同じ傾向だが、より樽感がしっかり出ていてタンニン強く、原酒の若さが目立つ。ピート香はラフロイグらしいヨード系の癖が抑えられつつスモーキーさはしっかりあるので良いバランス。
10年と比べると少し荒い印象はあるが、オーキーさがえぐみ無く程よく出ている。比較的軽快で飲みやすいラフロイグ。やや水っぽい口あたりだが薄くはなく、滑らかでしっかりした甘さとピートの風味も感じられる。ラフロイグ好きなら大きな違和感なくぐびぐび…
しっかりとした黄色いフルーツやシロップの甘さと、ラフロイグらしいメディカルなピート香。少し人工的な甘さのワイン樽感とラフロイグ原酒がバチバチに主張し合っていて、ややアンバランスだが十分許容範囲。今回テイスティングしたのは結構リリースから時…
臭く甘いラフロイグ。カーディスらしい風味で、普段飲むバーボン樽主体のラフロイグ10年との対比は楽しい。とは言え今はラフロイグ10年のシェリーカスクフィニッシュがあるので、やや存在感が小さく感じる。年1で飲む分には悪くはない。
正統派で軽やかなラフロイグ。雑味が少なく、ラフロイグらしいメディカルな風味や柑橘感、レモンクリーム的な甘さが良い感じ。少しフレッシュなハーブ感もあり、より軽快に感じさせてくれる。最近のカーディスはワイン樽などでのウッドフィニッシュを特徴と…
良く熟した柔らかなニュアンスのラフロイグ。熟成感はやや足りないが、南国フルーツや熟した柑橘感がしっかりあって悪くない。同じアイラモルトのオールドボトルならボウモアの方が好みだが、これも悪くはない。値段以外は大きな文句はない。
シングルカスクだが癖は少なく、比較的スタンダードな風味のラフロイグ。華やかな熟成感は余り無く、落ち着いた安心できる風味。シェリー感もあまり感じない。値段も考慮すると10年カスクストレングスで良いんじゃないかと思うが、悪くはない。
甘味と臭さがど真ん中なラフロイグ。シンプルながら奥行きのある風味で、最近のラフロイグ25年カスクストレングスらしいバーボン樽とシェリー樽のバランスが良い風味。個人的にはよりシェリー樽感が出ていた2021年の方が好みだったが、2019年も好みの傾向で…
シェリー感もピート感もしっかりしていながら突出しすぎておらず、醸し出す色気と円熟感と骨太さがすべて抜群。長所が旨くバランスされていて、昨年リリースされた10年シェリーオークの完成系のような雰囲気。21年物としてはほぼ完ぺきといっていい出来、と…
かなり香りは穏やかになって、湿気たスモークやマジパン、クリームパン、甘めの柑橘が穏やかにくる。味わいは、スモーキーさはやや穏やか目でヨード感が強調気味。少し大人しめの長熟ラフ。十分旨いけどもう一押し欲しい。個人的には25年CSの方がオススメ。
★ピート感は15年にしてはとても穏やかで口当たりも柔らかく、柔らかいフルーティさがより前面に出た風味。穏やかゆえにフローラルさも上品に感じられる。ラフロイグのパワフルさと言うよりも華やかなフルーティさがよく拾える味わいで、10年や25年とも違う特…
★かなり上品な香りから飲むとしっかりラフロイグらしいピート感。少しパワフルさが欠けているのが残念だが、柔らかで上品なフルーティさは流石。バーボン樽オンリーとのことだがリフィルシェリー樽っぽい要素もあって面白い。個人的にはラフロイグにはパワフ…
温かみのあるピート香の奥にパイナップルや柑橘がある。炭火や灰っぽさや、塩気も徐々に増してくる。灰っぽいピートに南国フルーツが加わったバーボン樽熟成のラフロイグ25年物らしい骨太な風味だが、全体的にやや柔らかく一本調子な気もする。個人的にはも…