アイラ No.3 29年 バッチ6 (ブティックウイスキー)/Islay No.3 29yo Batch 6 (That Boutique-y Whisky)

★★落ち着いた良い風味の長熟アイラモルト。少し気は抜けてる印象もするが、その分角が取れていて非常に飲みやすい。アイラ長熟と過度に期待して飲むと少しがっかりするが、そこまで期待せずに通常のアイラモルトをイメージして飲むと十分満足する感じ。印象…

アイラ 1990 30年 (トンプソン・ブラザーズ)/Islay 1990 30yo (Thompson Bros)

★★おそらくラフロイグ。軽快な麦芽感に強いレモンキャンディの甘さと柑橘感、それを包み込むどっしりしたピート香。長熟らしい複雑さと円熟味と共にフレッシュ感もたっぷりあるアイラ長熟。柑橘の風味の出方がちょうど良いバランス。

ラフロイグ 21年 200周年ボトル/Laphroaig 21yo 200th Anniversary

★★ラフロイグの長熟らしいトロピカル感と金柑、穏やかなピート香に灰っぽさ。非常に出来が良い。パンチはそこまで強くないがしっかり芯は感じられ、優しく優雅で複雑。典型的な旨いラフロイグ。

ラフロイグ 15年 200周年ボトル/Laphroaig 15yo 200th Anniversary

★★しっかりとしたラフロイグらしいパンチの強さにヨード感、柑橘の酸味、バーボン樽由来の甘さにスパイシーさ。各要素の強さとバランスが非常に良い。15年物としては秀逸な出来だと思うし、長熟には無い魅力がたっぷり。個人的にすごい好き。ただ度数がもう…

ラフロイグ 10年 カスクストレングス バッチ15/Laphroaig 10yo Cask Strength Batch 15

★少しベタっとした印象のピート感に、甘さはバッチ14と比べるとやや強め、水っぽくも感じる位の滑らかさと若干のスパイシーさ。香りはバッチ14より好みだが、味は14の方が好み。少し重めのピート感とビターさが表に出過ぎている印象はあるが、これはこれで美…

ラフロイグ 10年 カスクストレングス バッチ14/Laphroaig 10yo Cask Strength Batch 14

★★香りは穏やか寄りも、飲むとかなり強いスモーキーさとフルボディの麦芽感がドンとくる。甘さはシンプルでしつこくなく、ドライで力強いラフロイグらしい一本。ここ最近の10年CSの中ではかなり旨いバッチだと思う。

ラフロイグ 10年 カスクストレングス バッチ13/Laphroaig 10yo Cask Strength Batch 13

強烈な甘臭さ。通常のCSと比較すると甘さがかなり強く、キレの良いスパイシーさもあるがそれ以上にねっとりとした口当たり。ラフロイグらしい塩気を含んだ強烈なピート香は健在で、甘めのラフロイグ好きならドンピシャだと思う。ここ数年のCS 10年の中ではイ…

ラフロイグ 16年/Laphroaig 16yo

くどくないがしっかりとしたトロピカルな甘さとシャープなスパイシーさ、穏やかなピート香とロースト感。10年の延長線上にある風味。非常に高いレベルでバランスの良いラフロイグ。年によって風味のばらつきがあるようだが、これ位のレベルだとちょっと良い…

ラフロイグ PXカスク トリプルマチュア―ド/Laphroaig PX Cask Triple Matured

系統としてはラフロイグ 10年 シェリーウッドと同じ傾向だが、より樽感がしっかり出ていてタンニン強く、原酒の若さが目立つ。ピート香はラフロイグらしいヨード系の癖が抑えられつつスモーキーさはしっかりあるので良いバランス。

ラフロイグ フォー オーク/Laphroaig Four Oak

10年と比べると少し荒い印象はあるが、オーキーさがえぐみ無く程よく出ている。比較的軽快で飲みやすいラフロイグ。やや水っぽい口あたりだが薄くはなく、滑らかでしっかりした甘さとピートの風味も感じられる。ラフロイグ好きなら大きな違和感なくぐびぐび…

ラフロイグ カーディス 2016 マディラカスク/Laphroaig Càirdeas 2016 Madeira cask

しっかりとした黄色いフルーツやシロップの甘さと、ラフロイグらしいメディカルなピート香。少し人工的な甘さのワイン樽感とラフロイグ原酒がバチバチに主張し合っていて、ややアンバランスだが十分許容範囲。今回テイスティングしたのは結構リリースから時…

ラフロイグ カーディス ポート&ワインカスク/Laphroaig Cairdeas Port & Wine Casks

臭く甘いラフロイグ。カーディスらしい風味で、普段飲むバーボン樽主体のラフロイグ10年との対比は楽しい。とは言え今はラフロイグ10年のシェリーカスクフィニッシュがあるので、やや存在感が小さく感じる。年1で飲む分には悪くはない。

ラフロイグ カーディス 2022 ウェアハウス 1/Laphroaig Càirdeas 2022 Warehouse 1

正統派で軽やかなラフロイグ。雑味が少なく、ラフロイグらしいメディカルな風味や柑橘感、レモンクリーム的な甘さが良い感じ。少しフレッシュなハーブ感もあり、より軽快に感じさせてくれる。最近のカーディスはワイン樽などでのウッドフィニッシュを特徴と…

ラフロイグ 15年 1980年代ボトル/LAPHROAIG 15YO 1980's

良く熟した柔らかなニュアンスのラフロイグ。熟成感はやや足りないが、南国フルーツや熟した柑橘感がしっかりあって悪くない。同じアイラモルトのオールドボトルならボウモアの方が好みだが、これも悪くはない。値段以外は大きな文句はない。

ラフロイグ 17年 2004 シングルカスク/Laphroaig 17yo 2004 Single Cask (MoM)

シングルカスクだが癖は少なく、比較的スタンダードな風味のラフロイグ。華やかな熟成感は余り無く、落ち着いた安心できる風味。シェリー感もあまり感じない。値段も考慮すると10年カスクストレングスで良いんじゃないかと思うが、悪くはない。

ラフロイグ 25年 カスクストレング 2019/Laphroaig 25yo CS 2019

甘味と臭さがど真ん中なラフロイグ。シンプルながら奥行きのある風味で、最近のラフロイグ25年カスクストレングスらしいバーボン樽とシェリー樽のバランスが良い風味。個人的にはよりシェリー樽感が出ていた2021年の方が好みだったが、2019年も好みの傾向で…

ラフロイグ 1998 21年 (TWE)/Laphroaig 1998 21yo (TWE)

シェリー感もピート感もしっかりしていながら突出しすぎておらず、醸し出す色気と円熟感と骨太さがすべて抜群。長所が旨くバランスされていて、昨年リリースされた10年シェリーオークの完成系のような雰囲気。21年物としてはほぼ完ぺきといっていい出来、と…

ラフロイグ 30年 (ザ・キンシップ)/Laphroaig 30yo (The Kinship)

かなり香りは穏やかになって、湿気たスモークやマジパン、クリームパン、甘めの柑橘が穏やかにくる。味わいは、スモーキーさはやや穏やか目でヨード感が強調気味。少し大人しめの長熟ラフ。十分旨いけどもう一押し欲しい。個人的には25年CSの方がオススメ。

ラフロイグ 15年 カーディス 2017/Laphroaig 15yo Cairdeas 2017

ピート感は15年にしてはとても穏やかで口当たりも柔らかく、柔らかいフルーティさがより前面に出た風味。ラフロイグのパワフルさと言うよりも華やかなフルーティさがよく拾える味わいで、10年や25年とも違う特徴があって楽しい。残念な点は度数が43%という事…

ラフロイグ 33年 イアンハンターストーリーブック 3/Laphroaig 33yo Ian Hunter Story Book 3

かなり上品な香りから飲むとしっかりラフロイグらしいピート感。少しパワフルさが欠けているのが残念だが、柔らかで上品なフルーティさは流石。バーボン樽オンリーとのことだがリフィルシェリー樽っぽい要素もあって面白い。個人的にはラフロイグにはパワフ…

ラフロイグ 25年 2020年リリース/Laphroaig 25yo 2020 Release

温かみのあるピート香の奥にパイナップルや柑橘がある。炭火や灰っぽさや、塩気も徐々に増してくる。灰っぽいピートに南国フルーツが加わったバーボン樽熟成のラフロイグ25年物らしい骨太な風味だが、全体的にやや柔らかく一本調子な気もする。個人的にはも…

Lp12 (エレメンツ・オブ・アイラ)/Lp12 (Elements of Islay)

短熟ならではのパンチがある味わいも、ラフロイグに特有の強いヨード感はやや弱く、灰っぽさが強め。甘みはシロップの様なニュアンスが強くクリーミー。トロピカル感は無いが、方向性としては休売になったラフロイグ18年などで感じる印象に近い

ラフロイグ 25年 カスクストレングス 2021年ボトル/Laphroaig 25yo Cask Strength 2021 Bottle

★★★ラフロイグの旨さが凝縮されている。文句のつけようのない素晴らしい旨さで、近年定期的に入手困難になっている長熟アイラモルトの中で残された良心と言える。円熟したピートとトロピカルフルーツや黄色いフルーツ、オイリーさとバター、そして灰っぽい余…

ラフロイグ カーディス 2018 フィノカスクフィニッシュ/Laphroaig Cairdeas 2018 Fino Cask Finish

黄色いフルーツ感のあるラフロイグ。甘みはフルーティさに加えてシロップやマジパンのようなニュアンスもあり通常のラフロイグ10年より強いが、ピート香はやや控えめ。ただ熟成期間は短いので風味としてはやや荒い印象もある。ラフロイグ好きにとって楽しい…

ラフロイグ 18年/Laphroaig 18yo

10年と比較すると、南国フルーツ感、葉巻や煤っぽいビターさががぐっと増した一方で、ヨードやスモークはやや控え目に。流石ラフロイグと言うか、18年経過しても力強い風味が味わえる。パンチを求めるなら10年が、熟成感を求めるなら25年がオススメだが、こ…

ラフロイグ 10年 シェリーオークフィニッシュ/Laphroaig 10yo Sherry Oak Finish

ラフロイグ10年で強く感じられるヨード感はやや控えめで、灰や土っぽいベタッとしたピート感とビターさ。甘みもかなり強く、フルーツポンチのシロップや、ブドウや苺ジャムのようなねっとりした甘さ。とは言え、バーボン熟成もされているので、バーボン樽由…

ラフロイグ 10年 カスクストレングス バッチ3/Laphroaig 10yo Cask Strength Batch 3

通常はバーボン樽100%と思うが、本バッチはシェリー樽の影響も含まれている。焦げた木や革、ゴムのニュアンスが強く、他の年のカスクストレングス10年ともやや違った印象を受ける。試しにラフロイグ10年を飲んでも普段より焦がした風味を良く感じたので体調…

2021年リリース予定:ラフロイグ10年 シェリーオークフィニッシュ

ラフロイグ10年のシェリーオークフィニッシュ。リリースの噂が出始めてからはや半年、ようやく公式(フレンド・オブ・ラフロイグの会員向けメール)から発表がありました。

ラフロイグ トリプルウッド/Laphroaig Triple Wood

ストレートだとややくどい印象の甘みが、加水で良いバランスになり、ピートとも調和してくれる。 かといってラフロイグ嫌いの人にはまだ厳しいレベルだし、ラフロイグ好きからするとややトリッキーでボトル購入を躊躇しそう。ラフロイグ10年に長熟のニュアン…

ラフロイグ 10年 カスクストレングス バッチ6/Laphroaig 10yo Cask Strength Batch 6

秀逸な出来。10年カスクストレングスらしいラフロイグの力強い個性と、10年とは思えない複雑な甘さが同居。余韻もとても長い。最近の10年カスクストレングスのなかでも高評価だったのも納得の素晴らしさ。蜂蜜感が強いので甘さが苦手な人には向いていないと…