(1)特徴
・ラフロイグ 10年 カスクストレングス バッチ15/Laphroaig 10yo Cask Strength Batch 15
・ラフロイグ蒸溜所
・56.5%
・バーボン樽で10年間熟成
ラフロイグ蒸溜所が半年~1年ごとにリリースしている、10年熟成のカスクストレングスのボトル。今回テイスティングしたのは2021年に販売されたバッチ15です。大体リリースは1年1回が多いのですが、2021年は3回、その反動か2022年は1回もリリースされていません。
(2)テイスティング
【香り】
かなりねっとり柔らかい香り、麦芽糖、リンゴタルト、キャラメル、微かにバニラと塩気、若干ヨード感のあるピートスモーク、タバコ
【味】
非常に滑らかな口あたり、微かなホワイトペッパーや唐辛子、ローストした穀物、薄いキャラメル、コーヒーやタバコ、土っぽさ、リコリスやクローブ
【総評】★
少しベタっとした印象のピート感に、甘さはバッチ14と比べるとやや強め、水っぽくも感じる位の滑らかさと若干のスパイシーさ。香りはバッチ14より好みだが、味は14の方が好み。少し重めのピート感とオークのビターさが表に出過ぎている印象はあるが、これはこれで美味しいラフロイグ。少しオクトモアに近い印象も。