(1)特徴
・ブルゴーニュ・デ・フランドル/Bourgogne des Flandres
・ティママン醸造所(ベルギー)
・5.0%
・サワー、フランダース・レッドエール
ティママン醸造所は、ベルギーのフラームス=ブラバント州イッテルベークにある1702年設立の醸造所。
今回テイスティングしたブルゴーニュ・デ・フランドルは、レッドエールとランビックをブレンドした後にオーク樽で半年以上熟成させたものです。1911年から生産されていたようで、1990年代から現在のティママン醸造所で生産されているようです。ラベルにはブリュージュにある時計台が描かれています。
(2)テイスティング
【香り】
穀物、ベリー、イチゴやブルーベリーのジャム、プルーン、いちじく、酸味
【味】
カラメル、柔らかい酸味のあるベリー、いちじく、プルーンやデーツ、チョコレート、オレンジ中心の柑橘の風味、穀物やオーク。ランビックとしては酸味抑えめでカラメル感強く、ボディは厚め。余韻はサッパリしているが少し甘さが残る
【総評】
飲みやすくブレンドされた個性あふれるランビック。パンチは強く、ランビックとブルーンの間みたいな風味。甘さが強めで酸味はランビックとしては控え目、ストーンフルーツやチョコレートもかなり強く、わちゃわちゃした風味。