カリラらしく、アイラモルトとしてはかなり上品で軽快。少し円熟感とパンチに欠けるのが残念ではあったが、オフィシャルボトルらしい奇麗な風味で、アイラモルト長熟入門としては非常に良いと思う。
カリラの軽快さと柑橘が綺麗に熟成した一本。期待する通りのカリラの長熟で、少し肉っぽいスモーキーさと共に背後にメロンやパン生地の熟した香りもある。味わいは甘さが強め、スモーキーさも十分強く残っている。パンチの強さとフルーティさのバランスが抜…
草っぽいハーブ感が特徴的で、甘さも蜂蜜のニュアンスがしっかり。通常カリラだと柑橘と軽快さがより強調されているが、ノンピーテッドだとスッキリしていながらもしっかり麦芽感があってコクがあることが良く分かる。ピートが無くてもカリラらしい安心感の…
上品で完成度の高いカリラ。円熟味がありバーボン樽主体のクリーミーかつフルーティな風味も濃厚、それでいて変な雑味は無く爽やか。さすがディアジオがリリースした周年ボトルと納得させられる出来。値段は4~5万とディアジオらしい価格だが、その価値が十分…
カリラらしい穏やかなピートスモークと熟した柑橘感。奥行きがやや単調ではあるものの、15年でこの熟成感は素晴らしい。アルコール感も全くなく、55%近くあるにもかかわらず40%くらいの刺激しか感じない。ちょうど良いピート香と熟成感のあるカリラ。落ち着…
長熟ならではの全く刺激のないクリーミーな口当たりと、花の蜜やシロップのような甘さ。少し石鹸っぽいケミカルな口当たりもある。ピート香は強くないが、飲み込むと湿った枯葉や枝を燃やした様なウッドスモークが感じられる。 長熟カリラらしいかと言われる…
(1)特徴 (2)テイスティング (1)特徴 ・カリラ 12年/Caol Ila ・カリラ蒸留所(ディアジオ社所有) ・43% ・700mL、約4000円 カリラ蒸留所は、Caol(海峡)+Ila(アイラ島)を意味しており、その名の通り、アイラ島北東部、アイラ島とジュラ島の…