ポラーフラックス コールドファーメンテーションIPA (ダークスター)/Polar Flux Cold Fermentation IPA (Dark Star)

柑橘中心のサッパリ癖のない風味。甘さ控えめで軽いが、パンチはそこそこあるので軽すぎではない。低温発酵の恩恵か雑味は少ない。

グリーンマウンテン (ソーンブリッジ)/Green Mountain (Thornbridge)

軽快でフローラル、穀物感は軽いがクリーミー。アルコール度数が低い事もあり、食事とともに飲むのにも最適な風味。

オールド クラフティ ヘン (グリーン キング)/Old Crafty Hen (Greene King)

★深みあるモルティさと樽感。ベテランのような落ち着きある風味。いかにもイングリッシュ・ストロングエールといった薄暗いパブの風景が思い浮かぶ。

ランウェイ ピルスナー (ビッグ スモーク ブリュー)/Runway Pilsner (Big Smoke Brew)

ビターさは軽く、軽快な穀物と柑橘、ほのかなハーブ感でさっぱり。見た目の通り癖が無く飲み飽きない風味。

スタグ (エクスムーア エールズ)/STAG (Exmoor Ales)

イギリスのエールらしいモルティな風味。ESBだがビターさはそこまで強くなく、あくまで分厚いモルティさが前面に出た風味で、肉料理にも負けないボディの強さ。

ニューカッスル ブラウンエール/Newcastle Brown Ale

★ブリティッシュエールらしいモルティでふんわりした、癖のない温かい風味。モルトの甘さはしっかりあるが、余韻にほどよいビターさがあって心地よい飲み心地。

グリフィン ゴールド/Griffin Gold (Fuller's)

ベタっとした草っぽいビターさが目立ちIPAに近い。度数は低いので飲みやすいが飲みごたえはしっかりある感じ。

HSB プレミアムビター/HSB Premium Bitter (Fuller's)

★口に入れた瞬間のフワッとした甘いモルティさが特徴的。どっしりしたビターさと控え目なベリー系の甘さ。イングリッシュエールらしい、悪く言えば少し古臭い地味な印象、よく言えば落ち着きのある風味。少しぬるめが旨い典型的なイングリッシュエール。

ザ・リドラー/The Ryddler (Bowler's Brewery)

ビターでスパイシーなハーブや穀物感のある飲み口。ボディは結構重く、癖も強め。ライ麦の風味や特徴がかなり前面に出ていて、好き嫌いを抜きにするととても楽しい風味。

グリフィン IPA/Griffin IPA (Fuller's)

ブリティッシュエールらしいまったりとしたミドルボディのモルティな風味。IPAだがモルティさが主体で、飲むと草っぽいビターさを強く感じるが、あくまで麦芽が主役。IPAにある刺激が控え目で落ち着いて飲める。

ティモシー テイラーズ ランドロード ダーク/Timothy Taylor’s Landlord Dark

落ち着いたビターさが際立つ。イギリスっぽい素朴でもったりしたダークエール。状況を選ばない安定した風味。

オールド トム オリジナル/Old Tom Original (Robinsons Brewery)

★濃厚でパンチ十分だが意外と飲みやすく、普段飲みにも出来る位のバランスの良さ。度数は高いがアルコール感は柔らかい。

ビースト・オブ・ザ・イースト アンバーIPA/Beast Of The East Amber IPA (Panther)

香りはフルーティさがかなり強く出ていて良いが、味は少し水っぽいのと草ぽさが前面に強く出過ぎている印象。出来は良い。イギリス特有のビタースタイルの延長にある風味。

ナイトライト マイルド/Nightlight Mild (Elmtree Beers)

濃厚だが飲みやすい。香りと味が少しミスマッチで全体的なバランスがやや悪い気もするが、ベリー系のフルーティさとロースト感が棘なく楽しめる一杯。

ダークスター プライズ オールドエール/Dark Star Prize Old Ale

★複雑で濃厚でボディが分厚い、ややパンチの強さというか粗さはあるが意外と飲みやすい。現時点でも十分旨いが、これから熟成を経て生まれる伸びしろが楽しみ。

レッツ ダンス/Let's Dance (Dark Revolution)

★サッパリながら濃厚でクリーミー。フローラルさとビターさとフルーツがガツンとくるが、バランスが良いので飲みやすい

クインタス/Quintus (Mount Saint Bernard Abbey+Round Corner Brewing)

★★★どっしりした穀物感と強めの甘さ、そこに華やかなホップ由来のフルーツとフローラルさ。派手ではあるが、分厚くクリーミーな麦芽のおかげで調和が抜群に取れている。イングリッシュビターらしい心地いい飲み口で、EBSとしては過去イチの好み。

ショア リーブ/Shore Leave (BrewDog)

ラガーに近い雰囲気を感じるアンバーエール。ボディは比較的どっしり目。ベルギースタイルの華やかさなエールと言うよりも、しっかりした麦芽感と素直なフルーティさ。イギリスらしいエール。

フィンラガン IPA/Finlaggan IPA (Islay Ales)

フルーティさは軽快でフローラル、ミドルボディでどことなくスモーキーさも感じるが飲みやすいバランス。IPAとしては派手ではないが個性のある風味。

ブラック ハート/Black Heart (BrewDog)

★かなりクリーミーで、複雑ながら軽快、軽快ながら薄くなくしっかりした風味があり美味い。ギネスを意識しただけあり傾向は近いが、少しフルーツ感が強く、上品な口あたり。

サムブルックス ワンドル/Sambrook's Wandle

イングランドビターらしいさっぱりした軽い麦芽に程よいロースト感、ハーブのビターさがしっかり舌に残る余韻。セッションでアルコール度数は低いものの飲みごたえはある。ややぬるめ温度も旨い。

フェイズ・ザ・ヘイズ/Phase the Haze (Magic Rock Brewing)

★程よいホップの華やかさが味わえるバランスのいいIPA。アメリカンIPAではあるが、最近特にアメリカで良くあるこってりド派手な風味のIPAとは違い、飲み心地に落ち着きもあって丁度良い。

スピードバード OG トランスアトランティック IPA (ブリュードッグ)/Speedbird OG Transatlantic IPA (Brewdog)

★かなりしっかりした甘さのある柑橘や黄色いフルーツ、それに負けない麦芽のボディ感。飛行機の中だとやや味覚が落ちるので、そういう意味ではとても良いバランスだと思う。

ツリー (デュレーション)/Tree (Duration)

穀物の前面に酸味ある柑橘系のフルーツ感が複雑に広がり、余韻にはハーブやフローラルさが上品に広がる。IPAだが鋭い棘は無く、バランス良く飲みやすい。

ウィンター ウォーマー エール/Winter Warmer Ale (Hall & Woodhouse)

柔らかい口当たりの濃厚な麦芽感にローストした柑橘やクローブ系のハーブが調和した、まろやかで落ち着いた風味。多少温度高めで飲んだ方が美味しいと思う。

ファストルフ ペール (ハンプティ ダンプティ)/Fastolf Pale (Humpty Dumpty)

バラエティに富む柑橘感がしっかりある飲みやすい風味。少し発酵感もある。泡立ちもとても良い。普段飲み用。

ポリーズ ワット/Polly’s Whut!

★濃厚で滑らか、ラガーとエールの中間のようなバランスの良さ。どっちつかずにはなっておらず、黄色系のフルーツと麦芽の香ばしさが心地いい。

5 IPA シトラ モザイク (ブリュー・バイ・ナンバーズ)/5 IPA Citra Mosaic (Brew By Numbers)

★甘さ強めのIPAで、穀物感やパンチの強さもしっかり。ただし後味はキレよく、食事との相性も良いライン。普段飲みとしては優秀な一本だと思う。

ヴォケイション バニラ・スモークド・インペリアルスタウト/Vocation Vanilla Smoked Imperial Stout

★★クリーミーで程よい濃厚さ。複雑な工程を経て作った成果が存分に表れた旨味。こういう濃厚系ビールとしてはかなり好み。程よいティラミスやフルーティさも良い感じ。しつこくない甘さ。

21 ペール エール/21 Pale Ale

飲みやすくクリーミーな穀物感。普段飲みの中で少しプレミアムな印象が感じられる良いバランス。★を付けるか迷う、悪くない。