秩父 7年 2013 カスク#3090 (アデルフィ)/Chichibu 7yo 2013 cask#3090 (Adelphi)

秩父らしいフレッシュなフルーティさに上品な甘さ、ただオーク感がかなり強くペッパー的なスパイシーさがかなり刺激的な口あたり。くどくなく、ほどよい熟成感もある。少し樽材感が出過ぎている印象。

秩父 10年 ファーストテン/Chichibu 10yo The First Ten

透き通ったフルーティな香りは秩父らしい。味わいは意外とスパイシーさと樽感が強くややビターな余韻、甘さも口に含んだ瞬間以降は控えめ。秩父らしく複雑な風味をうまくまとめた、完成度の高い一本。ただこれまでの各種リリースの域を大きく超えるものでは…

秩父 パリエディション 2019/Chichibu Paris Edition 2019

フルーティさは控え目で、どちらかと言うと生クリームやシロップのような甘さが主体。ミズナラ樽由来のウッディさも感じつつ、奥からシナモンやコーヒーが出てきて、最後はややスパイシー。相変わらず素晴らしい出来で、ロンドン・パリ・USエディションの中…

秩父 USエディション 2020/Chichibu US Edition 2020

30ppmだがかなり軽いウッドスモークで、オイリーさを含んだリンゴや洋梨のフルーティさに、リコリスなどのハーブ感、麦芽やナッツの骨太な風味が楽しめる。熟成5年だが荒々しいというより、既に上品さが備わっている。

秩父 IPAカスクフィニッシュ 2017/Chichibu IPA Cask Finish 2017

追熟の割にかなりしっかりIPAカスクの影響が出ている風味。様々な草が入り混じったハーブ感と樽感が感じられ、甘みやフルーティさは控えめ(香りは結構甘いが、飲むと辛口)。IPAカスク熟成物としてはかなりの秀作。ジンのような要素もあるので、短熟には向…

イチローズモルト 秩父 ロンドンエディション 2020/Ichiro's Malt Chichibu London Edition 2020

華やかさとスモーキーさ、甘さとスパイシーさとビターさ、麦芽感と塩気、それぞれの要素が絶妙に調和されていて美しい風味。ケチの付け所が無い。12~15年熟成でも不思議でないほどの熟成感があり、熟成期間の短さ(公表はされていないが10年未満)を感じさ…