(1)特徴
・ラフロイグ 10年 カスクストレングス バッチ13/Laphroaig 10yo Cask Strength Batch 13
・ラフロイグ蒸溜所
・57.9%
・バーボン樽で10年間熟成
ラフロイグ蒸溜所が半年~1年ごとにリリースしている、10年熟成のカスクストレングスのボトル。今回テイスティングしたのは2021年に販売されたバッチ13です。大体リリースは1年1回が多いのですが、2021年は3回、その反動か2022年は1回もリリースされていません。
(2)テイスティング
【香り】
シロップ漬けの桃や柑橘系の缶詰フルーツ、塩気あるスモーク、ベーコン、塩バニラ、オランジェット。かなり甘ったるさのある甘臭い香り
【味】
かなりねっとりとした強い甘さ、缶詰フルーツとシロップ、黒胡椒や生姜、オランジェット、ベーコン、塩バニラ、灰っぽさのあるスモーク
【総評】★
強烈な甘臭さ。通常のCSと比較すると甘さがかなり強く、キレの良いスパイシーさもあるがそれ以上にねっとりとした口当たり。ラフロイグらしい塩気を含んだ強烈なピート香は健在で、甘めのラフロイグ好きならドンピシャだと思う。ここ数年のCS 10年の中ではインパクトが一番強く好き嫌いも分かれるリリースだと思う。