(1)特徴
・ラフロイグ 1998 21年 (TWE)/Laphroaig 1998 21yo (The Whisky Exchange)
・ラフロイグ蒸溜所(The Whisky Exchangeボトリング)
・54.4%
・バーボン樽で約12年熟成後、オロロソシェリー樽で約9年追加熟成
イギリスの酒小売The Whisky Exchange社が、同社の20周年記念としてリリースした21年熟成のラフロイグ。1998年蒸溜原酒をバーボン樽で2010年まで約12年熟成させ、その後オロロソシェリー樽で約9年間追加熟成したものです。
(2)テイスティング
【香り】
上品な香り、メープルシロップ、シェリー、オーク、赤いフルーツ、スモーキーさは落ち着いていて上品な土っぽいスモークで長熟の様子
【味】
上品なレザースモーク、シェリー、赤いフルーツ、チェリー、ドライフルーツ、少しの塩気とピートとオーク、クローブ、チョコレートのチェリーリキュール入り
【総評】
シェリー感もピート感もしっかりしていながら突出しすぎておらず、醸し出す色気と円熟感と骨太さがすべて抜群。長所が旨くバランスされていて、昨年リリースされた10年シェリーオークの完成系のような雰囲気。21年物としてはほぼ完ぺきといっていい出来、というか最近出ている30年オーバーOBも超えるレベル。素晴らしい。これは買いたかったと痛恨・・・せめてテイスティングできただけでも良しとするか。。。