ラフロイグ カーディス 2022 ウェアハウス 1/Laphroaig Càirdeas 2022 Warehouse 1

(1)特徴

ラフロイグ カーディス 2022 ウェアハウス 1/Laphroaig Càirdeas 2022 Warehouse 1

ラフロイグ蒸溜所

・52.2%

・1stフィルバーボン(メーカーズマーク)樽熟成

2022年のアイラフェス用にボトリングされた、ラフロイグのカーディス ウェアハウス1。メーカーズマーク原酒の熟成に使用された1stフィルバーボン樽を使用し、ラフロイグ蒸溜所の貯蔵庫の中で最も代表的な海に近い場所にあるウェアハウス1で熟成させたものです。2015年にも同様のボトルをカーディスとしてリリースしていますが、フロアモルティング&7年熟成だった2015年版と異なり、今回はフロアモルティングではなく熟成期間も未表記です。

(2)テイスティング

【香り】

軽快なラフロイグらしいメディカルな香り、レモン、グレープフルーツ、レモンカスタード

 

【味】

塩気のある軽快なウッドスモーク、柑橘、乾いたオークやハーブ 

 

【総評】

正統派で軽やかなラフロイグ。雑味が少なく、ラフロイグらしいメディカルな風味や柑橘感、レモンクリーム的な甘さが良い感じ。少しフレッシュなハーブ感もあり、より軽快に感じさせてくれる。最近のカーディスはワイン樽などでのウッドフィニッシュを特徴としたものが多いが、こういった無理に背伸びも着飾ってもいない風味が好印象。ただこれなら10年カスクストレングスで良いんじゃないかとも思う。