(1)特徴
・ラハデン エリコイス NEIPA/Lahden Erikois NEIPA
・5.5%
・New England IPA
ラハデン エリコイス NEIPAは、フィンランドで1912年創設のMallasjuoma醸造所で生産されているNew England IPA。マラシオマ(Mallasjuoma)はフィンランド語で麦芽飲料を意味する単語で、当初は低アルコール濃度ビールを生産していたようです(フィンランドでは1919年に禁酒法が施工され、その時代には麦芽飲料を生産して会社存続を図っていたようです)。
今回テイスティングしたのは同社のNew England IPAです。IPAというと強烈なビターさを含んだホップの風味が特徴的ですが、New England IPAはビターさは抑えめにしつつ、ホップのフルーティさを引き出した風味が特徴となっています。
(2)テイスティング
【香り】
ホップの華やかな香り、フローラル、パイナップル、グレープフルーツ、洋梨
【味】
ホップのフローラルさとグラッシーさ、麦芽、柑橘、グレープフルーツ、パイナップル、ビターでグラッシーな余韻
【総評】
程よいビターさとフローラルさのIPA。 ホップ由来のフルーティさは満載、風味はシンプル寄りでドライでキレ味いい。全体的に軽快で飲みやすいIPA。