ラフロイグ フォー オーク/Laphroaig Four Oak

(1)特徴

ラフロイグ フォー オーク/Laphroaig Four Oak

ラフロイグ蒸溜所

・40.0%

・Exバーボンバレル樽、クォーター樽、バー人アメリカンオーク樽、ヨーロピアンオークホグスヘッド樽で順次熟成

ラフロイグ フォーオークは、その名の通り、4種類の樽で順次熟成した原酒を使った商品。使用しているのはExバーボンバレル樽、クォーター樽、バー人アメリカンオーク樽、ヨーロピアンオークホグスヘッド樽で、4種類の樽で熟成した原酒をバッティングした訳ではなく、順次移し替えて熟成(つまり3回追加熟成)した原酒のようです。熟成期間は不明ですが、8年前後では無いかという印象です。空港などの免税店限定で、1L容量で販売されています。

(2)テイスティング

【香り】

ラフロイグとしては柔らかい磯の香り、ヨード、塩気、オーク、乾いた穀物、ローストした柑橘、アーモンド

 

【味】

滑らかで少しスパイシーな口あたり。黄金糖、柑橘ピール、生姜の砂糖漬け、バニラ、ヨード、ピートスモーク、軽く焦がしたオーク。余韻は塩気とアーモンド、軽く燻したオークやハーブ、ホワイトペッパー

 

【総評】

10年と比べると少し荒い印象はあるが、オーキーさがえぐみ無く程よく出ている。比較的軽快で飲みやすいラフロイグ。やや水っぽい口あたりだが薄くはなく、滑らかでしっかりした甘さとピートの風味も感じられる。ラフロイグ好きなら大きな違和感なくぐびぐび飲めそう。