マスト クルド (プラヤ)/Must Kuld (Põhjala)

(1)特徴

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・マスト クルド (プラヤ)/Must Kuld (Põhjala)

・プラヤ醸造所(エストニア

・7.8%

・ポーター

プラヤ醸造所は、エストニアの首都タリンにある2011年設立のクラフト醸造所。PõhjalaはNorthern Realm(北方王国)を、商品名のMust KuldはBlack goldを意味しています。バルト三国の中では最大規模のクラフト醸造所とのことです。

Must Kuldは商品名通り、金色のラベルに漆黒の液色が特徴的なポーターで、原料には多種多様なモルト(Pale malt, Munich malt, Cara pale, Crystal 50, Crystal 150, Crystal 200, Carafa type 2 special, Chocolate malt)、2種のホップ(Magnum, Goldings)、さらにクリーミーな口あたりを表現するためにラクトースが加えられています。

(2)テイスティング

【香り】

チョコレート、ロースト麦芽、ビターさのあるカカオ、干しブドウや干しいちじく、チェリーの酸味

 

【味】

ボディはしっかりしているが割とサッパリ気味の切れ味。しっかりローストした麦芽、コーヒーやミルクチョコレート、ダークフルーツなども甘さ控えめながらどしっと感じられる落ち着いた渋い風味。

 

【総評】★★

落ち着いたロースト感分厚いポーター。多様なモルトを使っているおかげか、単調なロースト感ではなく複雑さと奥行きがある。ボディ感はしっかりあるが甘みは控えめで飲みやすい。度数相応の複雑さと、度数を感じさせない軽快さのコンビネーション。