ジョニーウォーカー ゴールドラベル リザーブ/Johnnie Walker Gold Label Reserve

(1)特徴

ジョニーウォーカー ゴールドラベル リザーブ/Johnnie Walker Gold Label Reserve

・ジョンウォーカー&サンズ社(ディアジオ社所有)

・40.0%

ジョニーウォーカーは、ブレンデッド・スコッチウイスキーを代表する銘柄。ブレンデッドウイスキーの中では比較的スモーキーな風味が特徴で、ウイスキーとしては世界第5位の売り上げを誇ります(上位4つはインディアンウイスキーです)。特にレッドラベル(ジョニ赤)やブラックラベル(ジョニ黒)はスーパー・コンビニ等でも容易に入手でき、そのコスパの良さで知られています。

今回テイスティングするゴールドラベルリザーブは、コアレンジ品の中上位に位置する商品です。元々は1992年にリリースされたゴールドラベル15年が元となっており、その後1995年からゴールドラベル18年に、そして2012年に原酒不足から年数表記が廃止されて代わりに現在のゴールドラベル リザーブになっています。10~18年前後の原酒がブレンドされていると思われます。

(2)テイスティング

【香り】

フレッシュなすりおろしリンゴ、ハイチュウ、少し乳酸飲料、軽く燻したハーブと麦芽。香りはスモーキーさは控え目

 

【味】

リンゴの蜜、洋梨、軽くローストした麦芽とオーク、飲み込むとフワッと柔らかいスモーキーさが広がる。余韻は少しビターさのあるオークとコーヒー、リンゴの皮目

 

【総評】

悪くは無いが、余韻にかけてのバランスが少し悪い気がする。もっとスモーキーさが欲しいならジョニ黒やダブルブラック、熟成感はグリーンラベルや18年の方が好みで、ジョニーウォーカーのラインナップの中では少し立ち位置が分かりにくい。