ジョニーウォーカー レッドラベル 1970年代ボトル/Johnnie Walker Red Label 1970s

(1)特徴

ジョニーウォーカー レッドラベル 1970s/Johnnie Walker Red Label 1970s

・ジョンウォーカー&サンズ社、ディアジオ社所有

・43.0%

ジョニーウォーカーは、ブレンデッドウイスキーを代表する銘柄です。ブレンデッドウイスキーの中では比較的強いスモーキーさが特徴で、ウイスキーとしては世界第5位の売り上げを誇ります(上位4つはインディアンウイスキーです)。レッドラベル(ジョニ赤)やブラックラベル(ジョニ黒)はスーパー・コンビニ等でも容易に入手でき、そのコスパの良さで知られています。

今回テイスティングしたのは1970年代ボトリングののレッドラベルです。ジョージ&アレクサンダー・ウォーカー兄弟によって1909年(実際にはその数年前から”Walker's Special Old Highland Red Label”という名前で存在)にリリースされて以来、同社のみならずスコッチウイスキーを代表する銘柄として愛されている一本です。

(2)テイスティング

【香り】

キャラメル、ベリー、乳糖、オーク、ミント、乾いた穀物

 

【味】

現行版よりは比較的滑らかな口あたり。オーク、ベリー、柑橘、薄めのキャラメルやバニラ、乳酸、燻したハーブ、柔らかいウッドスモーク、ホワイトペッパー

 

【総評】

現行版よりも柔らかい口あたりでスモーキーさはやや強め。フルーツもリンゴと言うよりベリーや柑橘がメイン。原酒の若さは感じられるが飲みやすい一本。オールドボトルの評価は高いが、個人的な好みだと現行と同じくらいの好み。