シュナイダー ヴァイセ アルコールフリー TAP 03/Schneider Weisse Alkoholfrei TAP 03

(1)特徴

Alkoholfrei (TAP03) - Schneider Weisse G. Schneider & Sohn - Untappd

・シュナイダー ヴァイセ  アルコールフリー TAP 03/Schneider Weisse Alkoholfrei TAP 03 

・G. シュナイダー&サン社、シュナイダー ヴァイセ醸造所(ドイツ)

・0.5%

・ローアルコールビール、ヴァイツェン

シュナイダーはドイツ南部ケールハイムにある家族経営の醸造所。1872年設立の歴史ある醸造所で、現在は7代目のゲオルク・シュナイダー VIがオーナーとのことです(7代目なのにVI=6なのはIIIとIVの間にマチルダ・シュナイダー女史がいたため)。かつてはミュンヘン市内にあったようですが、第二次世界大戦での被害を受けて現在のケールハイムに移動したようです。創業当時から変わらぬ製法で現在も醸造を行っているようで、特に小麦ビールカテゴリーにおいてはドイツのみならず世界を代表する醸造所です。

今回テイスティングしたのは、同醸造所のTAPシリーズの第3弾です。TAPは通常と異なるホップや酵母を使用した実験的シリーズで、現在までに第11弾までリリースされているようです。TAP 03は同醸造所のヴァイツェンを元にした、アルコール度数0.5%のローアルコールビールです。

(2)テイスティング

【香り】

カラメル、柑橘、鉄、発酵気味の黄色いフルーツ、柿やマンゴー、かすかに金木犀

 

【味】

酸味と麦芽、カラメル、酸味あるフルーツ、麦汁、ロースト感もしっかり

 

【総評】

ノンアルコールビールとしてはやや独特の癖がある。落ち着いてどっしりした麦芽感は良いが酸味が少し悪目立ちしている気がする。悪くは無いが良くもない。