サン・フーヤン セゾン/St. Feuillien Saison

(1)特徴

・サン・フーヤン セゾン/St. Feuillien Saison

・サン・フーヤン醸造所(ベルギー)

・6.5% 

・セゾン

サン・フーヤン醸造所はベルギーにある醸造所。アイルランド人の宣教師フーヤンを称えた修道院にて長年作られてきたビールです。フランス革命修道院は破壊され、生産もストップしましたが、その後1873年から別の場所にて再開し、場所移転や名前変更等を経て現在に至っています。主なラインナップには、上の画像にあるブロンドやブリューン、トリプルがあり、更に度数の高いクワドルペルなどもあります。

今回テイスティングしたセゾンは、ベルギーで”テノールのビール”と呼ばれる伝統的なファームスタイルのエールです。上面発酵のゴールデンエールを瓶内二次熟成をしています。

(2)テイスティング

【香り】

フルーティでフローラルなホップ、奥に青っぽい草も。柑橘、アプリコット、柿、白や黄色のフローラルさ、香ばしい穀物粉、リコリスクローブ

 

【味】

素直でしっかりした穀物、柑橘、草っぽいハーブ、アプリコット、柿。柔らかいフローラルさとビターさの余韻

 

【総評】★~★★

風味豊かでパンチもあり、それでいてフルーティさやフローラルさにまとまりがあり上品なバランス。基本に忠実なセゾンで、飲んでいてどこか懐かしさも感じされる。★1.5弱くらい。