モイネット ビオロジク/Moinette Biologique

★しっかりスタンダードな大麦や小麦の旨さに、ベルギーらしいフルーティさ、素朴なハーブのビターさが加わった、スタンダードな旨味がしっかり凝縮されたビール。派手さは無いが安心できるビールらしい風味。

ビエール・デュ・コルセア (ヒューグ)/Bière du Corsaire (Huyghe)

甘さや口当たりはまろやかだが、かなりアルコール感が前面に出ていてパンチが強い。柑橘のリキュールっぽい印象も受ける。海賊をイメージしたラベルの通り、荒々しい風味になっているが好みでは無かった。

トゥーヴェルボー 2021 (ローテルボー x 3 フォンティネン)/Tuverbol 2021 (Loterbol x 3 Fonteinen)

★酸っぱいというより柑橘フルーツと穀物がしっかりじっとり出た風味。渋さのある白ワインぽい。9:1で1がランビックという事だが、結構ランビックの風味が表に出ている。好みでは無いが完成度が高く面白いので★1

スペシャル エクストラ エクスポート スタウト (デ・ドレ)/Special Extra Export Stout (De Dolle)

深いロースト感の他にランビックのような酸味が入り混じったやや変わり種のスタウト。フルーティさもダークフルーツと言うより酸味ある柑橘系が中心で、ビターなロースト感は香りよりは控えめ。

オピュス (ルフェーブル)/Hopus (Lefèbvre)

ホップを味わう風味。麦芽でもなくフルーツでもなくハーバルなホップの風味とビターさが前面に出ている。爽やかで軽快ながら、ベルギービールらしいボディ感もしっかり。

キャスティール ドゥンケル/Kasteel Donker

★★ねっとりしたダークフルーツにチョコレートやキャラメル、ロースト麦芽のビターさがやや緩和しているが全体的にコッテリ分厚め。とはいえバランスが良く胸焼けしない軽快さもあってとても良い

キャスティール トリプル/Kasteel Tripel

★癖が無くクリアでスタンダードなトリプルエール。原料にコーンが入っているおかげか甘さはしっかり分厚いもののサッパリとした印象。ベルギービールらしいフルーティさと麦芽のボティ感はしっかりしているが、サッパリ寄りの余韻?

スラッグ ラガー/Slag Lager

ベルギービールっぽくは無い軽快なラガーで、癖が無く、とても飲みやすいシンプルな風味。麦芽感はしっかり感じられ、ホップ感もおそらくSaazがメインっぽいシンプルな香味。日常的に飲む分にはこれ位のバランスがちょうどいい。

トルバドゥール ブロンド/Troubadour Blond

穀物がしっかり前面に出た風味。ベルギービールとしてはスタンダードで素朴な印象でじんわり旨い。癖が無く、ベルギービールらしさをサッパリ楽しみたいときにオススメな一本。

シグマ ワイルド フォレスト/Sigma Wild Forest

★野生酵母とベリーを組み合わせたサワーらしいさっぱりした飲み口。酸味の強いベリーやぶどうや柑橘のフルーツに奥に穀物やオーク。甘ったるさは無く、素朴な印象を感じる。とても良いバランス。

ウルビア (デ・ドレ)/Oerbier (De Dolle)

★★美しい麦芽のロースト感、ダークフルーツやキャラメルのの重めの甘さ、奥からくるベリー系の酸味あるフルーティさもかなり良い。特に穀物の奥行きが非常に深く、少し重めなボディもバランスが取れているので全く嫌みにはならない。

ジネ ビア/Zinne Bir

どっしりしたロースト麦芽とローストグレープフルーツのコンビネーション。シンプルで少し重めのボディ感。大きな個性は無いが、ビールらしさがしっかり出た風味。

ブルゴーニュ・デ・フランドル/Bourgogne des Flandres

飲みやすくブレンドされた個性あふれるランビック。パンチは強く、ランビックとブルーンの間みたいな風味。甘さが強めで酸味はランビックとしては控え目、ストーンフルーツやチョコレートもかなり強く、わちゃわちゃした風味。

アーヴェルボーデ/Averbode

上品かつ繊細なフルーティさに、麦芽以外にオーツやスペルト小麦を使っているせいか素朴ながら分厚くパンチのある穀物感。個人的にスペルトやオーツを使ったビールが好きなのでかなり楽しめた一本。

フルーリー ストロベリービール/Früli Strawberry Beer

少し人工的にすら感じるいちごの風味、奥の方にある香ばしい穀物感がやや緩和してくれるものの、全体的にはシャープで透き通った強い甘さが印象的。ビールと言うより、甘いカクテルのような感覚で飲みたい人にオススメ。

セゾン デ ポートル/Saison d’Epeautre

★★非常に美しいバランス。軽快な口あたりながらしっかりと奥行きのある穀物感に黄色いフルーツの上品な甘さが絶妙。

デリリウム アルゲンタム/Delirium Argentum

素朴かつフルーティで香ばしい穀物とベルギー酵母の風味、しっかりとした飲みごたえ。ごてごてした派手さは無く、落ち着きの取れたベルジャンスタイルのIPA。IPAとしてのパンチを期待すると拍子抜けするかも。パンチの強いアメリカンスタイルも良いが、こう…

ボン スクール ブロンド・ドゥ・ノエル/Bon Secours Blonde de Noël

非常に美しくゴージャス、それでいて甘すぎずアルコール強すぎず、穀物感も分厚い。黄色いフルーツの香味と穀物もボディ感のバランスが非常に良い。個人的な好みにドンピシャ。

ジュピラー ピルス/Jupiler Pils

軽快ながらしっかりとしたビターさと穀物感があり、かつ余韻はさっぱり。飲みやすさとビールらしさのバランスが良く取れていて、スポーツ観戦時のビールとしては最適。

ジュピラー 0.0%/Jupiler 0.0%

さっぱりしていて癖は少なめ。とても飲みやすいノンアルコールビールで、良い意味でも悪い意味でも特徴の薄い風味

エルキュール スタウト/Hercule Stout

どっしりしたビターさのあるスタウトも、オレンジの甘味とほのかな酸味が程よく効いたスタウトで、メインのミルクチョコレートやコーヒーやロースト麦芽の重めのボディ感を緩和してくれる。派手さは無いが、落ち着いて旨さが染み渡るスタウト。

ジャンブ・ドゥ・ボア/Jambe-de-Bois

ホップのビターさがかなり前面に出たトリプル。フルーティさはややねっとり気味なので、ビターさとの相性が良い。やや重めではある。泡立ちは凄く良くて気持ちいい。

マレッツ 10 トリプル/Maredsous 10 Tripel

大きな個性は無いがパンチが強く、ベルギービールらしい華やかさを伴った濃厚な飲みごたえがある。ただフルーツ感がやや穏やで麦芽やナッツやオークの風味の後ろに隠れ気味なので、フルーティさというより渋いモルティさを中心に楽しみたい人向け。

グーデン カロルス ホップシンヨール/Gouden Carolus Hopsinjoor

ホップ由来のフローラルさフルーティさに加えて、ビールらしいどっしりしたボディ感が存分に味わえる。華やかながら安心感もある風味。尖っていないがパンチがあり、とても旨い。

ブラック ダムネーション 19 - マエストロ/Black Damnation XIX - Maestro

フルボディの濃厚さ、ラム樽感は大して無いと思いきやラムレーズン感がほのかに確かに感じられる。甘さに負けないロースト麦芽のビターさも良い感じ。しっかり濃厚で複雑な、素晴らしいインペリアルスタウト。

バルバール ブロンド/Barbãr Blond

独特な熟したフルーツや蜂蜜のねっとりした発酵したような甘さが特徴的。クローブやシナモンのようなハーブに味噌的な風味も相まって、華やかとは言い難い、蒸れたような香味。面白い風味だが、個人的な好みではない。

グリムベルゲン ダブル/Grimbergen Dubbel

いかにも修道院ビール、ベルギービールらしいフルボディのどっしりさ。個人的にはすこし甘さがしつこ目ではあるが、ダークフルーツの濃厚な甘さとロースト麦芽の骨太なボディの組合せが旨い

デ・ランケ イクス・イクス・ビター/De Ranke XX Bitter

ベルギービールではなかなか味わえない柔らかくも強烈なホップのビターさ。下手な甘さは無く、シャープなホップ感とフルーティさ、そこにしっかりした分厚い麦芽。インパクトの強い風味。

キャスティール キュベ ド シャトー/Kasteel Cuvée du Chateau

美しいフルーティさと深くローストした麦芽の香味。度数が高くパンチは強いが攻撃的ではなく滑らかで、甘ったるくない濃厚さ。ほどよいビターさやハーブ感も良い感じのバランス。とても旨い濃厚さ。

ローデンバッハ クラシック/Rodenbach Classic

程よい癖のレッドエール。酸味あるフルーティさとオークが楽しい。樽感に加えてワイン感がかなり強く、少しオレンジワインやロゼに近い印象も。