（１）特徴
・ステーンブルージュ ホワイト-ブランシェ／Steenbrugge White-Blanche
・パーム醸造所（ベルギー）
・5.0％
・ウィットビア
ステーンブルージュはベルギーのパーム醸造所の商品。修道院ビール（アビィビール）の一つで、1084年設立の西フランダースにある聖ピーター修道院（St. Peter’s Abbey）の許可のもとで、パーム醸造所が生産を行っています。パーム醸造所自体は1747年創業のフラームス・ブラバント州北西部ステーンヒュフェルにある醸造所で、レッドエールで有名なローデンバッハ醸造所、グーデン・ブーム醸造所などを傘下に収めています。
今回テイスティングしたのはブレンシェと呼ばれる小麦ビールで、“グルート”と呼ばれる数種のハーブを調合していることも特徴となっているようです。
（２）テイスティング
【香り】
ハイチュウ、小麦やベルギー酵母のフローラルさ、アプリコットや桃、コリアンダー、オレンジピール
【味】
クリーミーな口あたり。大麦と小麦の香ばしさ、酵母、オレンジピールやキャンディ、コリアンダー
【総評】
香りも風味もこってりしたクリーミーさ。かなり濃厚な旨味が味わえる小麦ビールで、ハーブの華やかさも強い。旨味は強いがやや飲み疲れる印象。
