砂糖きびやシロップ、トロピカルフルーツの甘さなどラム樽の影響が良く出た一本。かといって甘ったるいという事は無く、スモーキーさもシャープで切れ味が良くアルコール度数以上のパンチを感じる。ここまではっきりラム樽の影響が出ているものはなかなか味…
見た目はめちゃくちゃ濃い色だが短熟で一気に色が着いただけなので変な癖やエグミはほとんど無く飲みやすい。フレッシュかつ濃厚な黒糖やドライフルーツ、生キャラメル、オークと微かな麦芽とスモーク。短熟なのでやや風味がストレートでシンプルだが、十分…
バーボン樽の影響が強めで、シェリー樽の影響はやや控えめ。トロピカルフルーツとシロップ、控えめなシェリーなどの甘さはくどくなく、コーヒーと麦芽、スモーキーな余韻がさらに穏やかにまとめてくれる印象。甘口寄りでフルーティさ爆発のBatch 21とはガラ…
シェリー樽由来のブドウやタンニン、シナモン系のハーブ感が良く出ており、奥からカスタードやミルクチョコレートの要素が被さってくる。麦芽の風味が豊かで、力強い風味。加水した方がバランスはそのままに飲みやすくなるのでオススメ。
フレッシュで濃厚なブドウ感と、力強い麦芽の旨味。余計な雑味が一切なく、綺麗な風味と熟成感が楽しめる。加水してもバランスが崩れず、上品さが継続。15年の熟成期間もちょうど良いタイミングに感じられ、長いとえぐみが目立ちそうだし、短いと原酒のパン…
荒々しくも上品。ジトッとした強いピートスモークが甘臭く、赤ワイン樽の影響も良く出ていてフルーティな風味。スモーキーさは通常のロングロウより強く感じ、スプリングバンクらしい骨太な飲みごたえもあり、満足感のある一本。
スプリングバンク最長熟という事で、流石の濃厚さと力強さ。華やかな赤いフルーツの風味の後ろにスモーキーさも充分感じられ、飲みごたえと上品さが共存。素晴らしい出来。ただ個人的にはバーボン樽も含んだ21年の方が好み。他の年のリリースだとバーボン樽…
スモーキーさはフェノール値50-55ppmにしては強くなく、塩気と麦芽、レモンキャンディのような酸味を伴った甘さと調和したウッドスモーク。派手さは無く、朴訥で落ち着いた風味。
かなり濃厚で甘口のシェリーボム。8年熟成とはとても思えず、15年近くありそうな濃厚さと滑らかさ。評判の良かったキルケランの8年CS(2019年リリース) よりも個人的にはずっと好みで、甘みの複雑さ(奥の方に生クリーム感もある)とシェリーの上品さが抜群…
華やかで濃厚。 相変わらずの抜群のバランスの良さ。ブランデーのような濃厚なぶどうや煮込んだフルーツ、カスタードクリームのねっとりした甘さと、スプリングバンクらしい麦芽&塩気。個人的には2019年リリースより好み。マッカランのクラシックカットでも…
シェリー樽の風味が滑らかで濃厚。麦芽感は通常のスプリングバンクの方が主張が強い気がするが、単に樽の影響か?香りはフルーティさが満載、味はまったりしたオークやビターさも含んだ濃厚なフルーツシロップ。通常の10年とは方向性が異なり、飲み比べてい…
あくまで麦芽感が先行するスプリングバンクらしい長熟品。とは言え26~27年熟成らしい複雑なフルーティさは抜群。少量加水した際の風味の変化も大きく、12年に比べるとビターさもそこまで出てこないので、加水しながらの変化も楽しい。スプリングバンクオフ…
樽感がかなり強く、湿ったオークのようなウッディさが強く感じられる。発酵食品や完熟フルーツのような濃厚な甘みとカスタードも感じられ、こってりした風味。個人的には12年CSや21年の方が好みだが、こってりした甘みと樽感が好きな人ならこちらの方がオス…
華やかで骨太。流石スプリングバンクの誇るカスクストレングス。濃厚なホットケーキやフルーツの甘い香りから、麦芽感たっぷりの味わい。ピートスモークはかなり穏やか。加水するとスパイシーさが増し過ぎるので、時間を置くか、度数は高いがストレートでじ…
モルトの香水の名に恥じない素晴らしい出来。フルーツポンチを煮込んだような濃厚なフルーティさ、潮気やスモーク感、麦芽感など、それぞれ強い個性を持っていながら高い次元で調和している。力強さと華やかさが同居した素晴らしい一本。25年物よりは安いと…
特に香りの面で、10年とは思えないほどの完成度の高さを誇る。もちろん味わいも華やかさと切れ味があり、人気の高さも納得できる。ピート感はあるものの強い癖は、全体として上品で華やかなので、食中酒としても最適。