（１）特徴
・スプリングバンク 25年 2018年リリース／Springbank 25yo 2018 Release
・スプリングバンク蒸溜所
・46%
・オロロソシェリー樽
スプリングバンク蒸溜所が定期的にリリースする商品の中では最長熟に相当する25年熟成物。毎年樽構成が異なっており、年によって様々な風味が味わえることも人気の要因です。ただリリース本数は1000本前後となっており、入手がかなり難しい商品でもあります。特徴は年によって違いますが、スプリングバンクらしい力強い麦芽やスモーキーさに加えて、熟した華やかなフルーツ感が堪能できます。
（２）テイスティング
【香り】
濃厚なぶどう、キャラメル、ピートスモーク、オーク、発酵食品のようなエステル香、メロン、ローストしたフルーツ、枯れた木、塩気
【味】
穏やかなピートスモーク、甘くスパイシーな樽感、麦芽、塩気、ローストした赤いフルーツ、オレンジ、石鹸、白い花。甘さの割には、後味はドライで辛口
【総評】
スプリングバンク最長熟という事で、流石の濃厚さと力強さ。華やかな赤いフルーツの風味の後ろにスモーキーさも充分感じられ、飲みごたえと上品さが共存。素晴らしい出来。ただ個人的にはバーボン樽も含んだ21年の方が好み。他の年のリリースだとバーボン樽やラム樽が使われていることもあり、（あくまで個人の好みとして）やや期待を下回る出来。旨いが、スプリングバンクへの期待感が高いので。。。
