スモーキーさはしっかり残っているが、風味はかなり上品なアードベッグ。レザーやオークのスモーキーさ、塩気と微かなヨード、蜂蜜レモン、リコリス系のハーブも。各要素が繊細で上品。アードベッグとしてはもう少し力強さがあってもいいかとは思うが、これ…
フルーツポンチのシロップのような甘さがしっかり感じられる甘臭アードベッグ。濃厚で力強く、余韻はさっぱりスモークで切れ味は良い。ハロウィンボトルなので少しトリッキーな風味かとも思っていたが、正統派でちょうど良い熟成感のアードベッグ。
ここ数日、アードベッグの2022年リリース情報がちょこちょこ出てきているので、簡単にまとめてみました。ファーミュテーション以外はまだほとんど情報が出ていないので、個人的な予想込みで記載していることにご注意ください
5年よりはシェリー樽の影響は少なめもそのぶんバランスが良い。柑橘以外のフルーティさが感じられ、スモーキーさもややマイルドな印象。現コアレンジ品では5年とTENの間と言うよりTENとアンオーの間くらい、旧TENと比べるとよりシャープな印象。個人的な好み…
アイラの長熟らしい円熟したピートスモークと南国フルーツ、アードベッグらしい柑橘やフレッシュなフルーツ感が堪らない。スパイシーさやビターさのバランスも良く、満足感の高い一杯。以前飲んだブティックウイスキーのアイラ25年#2(アードベッグ)と傾向…
過去のアードベッグデーボトルで言えば、2014年オーリヴェルデに系統は近いが、ビターさやコーヒー感はやや控えめで、磯感や南国フルーツ中心のフルーティさや甘みが強い。加水してもバランスよく上品。素直ながらパワフル&華やかな飲み口で、個人的にはこ…
やや枯れた渋い長熟アイラモルト。口に含むと煮込んだ南国フルーツやシロップのような濃厚な甘みがあるが、飲み込むとしっかりピートスモークが広がる。長熟ならではのフルーティさと、同じく長熟ならではの円熟味のあるピート香が同時に味わえ、非常に満足…
アードベッグらしいコーヒー感が強く出ており、強めの甘さやピーティさとのバランスが美しい。評価はそこまで高くないが、かなり好みの風味バランス。少量加水の方で、お互いバチバチ喧嘩していた要素が調和するので、少しずつ加水して適量を見つけたい。
アードベッグらしいピート感の背後にシリアル感が良く感じられる。甘さはTEN同様のバニラやシロップ感がメインだが、青い果物(青いバナナや葉っぱ、キウイ、ライム)のフルーティさが特徴的。甘さはTENより少し強いが、くどくはなく爽やで香ばしい飲み口。…
アードベッグらしいバニラの甘みやチョコレートや柑橘感に加えて、繊細な花の蜜の甘みも楽しめる。甘みはかなり強めだが、透き通っていて繊細な印象。強くはないが、明確なピート感も味わえる。アイラピートが苦手な人でも問題なく楽しめるであろう風味。臭…
強い甘さとビターさ。強く焦がした樽の影響が出ていて、フルーツやシロップの甘さも通常のTENよりかなり強いが、それ以上にビターさが増した印象。かなり癖のある風味だが、甘めのチョコレートとの組み合わせは凄く良かったのでオススメ。
ラム樽由来のフルーティもあるが、基本はどっしりアードベッグ。スモーキーでビターな余韻が長く心地良い。アンオーやウーガダールよりフルーツが熟した南国系に近く、ヨード感や塩気が強め。飲みごたえも十分あり美味い。ただどれが好みかと言われると、ウ…
TENと比較すると、潮気と革製品を燃やしたようなスモーク感とゴムタイヤ感、チェリーのような甘みが違いとして感じられた。コアレンジ品でシェリー樽原酒を使っているウーガダールと系統は近いが、ゴム感(味わうとそこまで感じない)や強い潮気、チェリー感…
アードベッグオフィシャルらしい、バーボン樽原酒主体の正統派な旨味に、シェリー樽由来のスパイシーさやフルーティさが上品に付加されている。スモーキーさと甘みとスパイシーさのバランスが調和。全体的には落ち着いてた風味で、現行のTENよりも旧TEN(ビ…
アードベッグの中でも冬に一番ぴったりな温かみのある風味。バーボン樽に加えて、オロロソシェリー樽由来のフルーティな甘みがあり、TENと比べると甘みの幅も広く、強い。カスクストレングスではないもののアルコール度数は54.2%と高く、ピート由来の磯臭い…
アードベッグTENで感じるバーボン樽由来の甘みがかなり強く前面に出ていて、そこにペドロヒメネスシェリーカスク由来のフルーティさと、新樽由来のスパイシーさが加わる。風味が穏やかかつ多層的に広がったようなアードベッグで、ラフロイグセレクトと似た傾…
そこまで期待していなかったが、度数の高い影響で、樽由来の甘みが存分に出ていて、かなり楽しめる一本。流石にアードベッグTENと比べると熟成感や樽感は劣るが、甘みはむしろ明瞭に強く感じら、シェリー樽由来のカカオ感やフルーツ感もTENより出ている。ピ…
骨格となるヨード感のあるピートスモーク、柑橘感、バニラの甘さ、チョコレートやエスプレッソのビターさなどは共通。違いは、おそらくシェリー樽由来と思われるフルーツやブラウンシュガーのような甘みが旧ボトルにある点。色合いも旧ボトルの方がやや濃く…
アードベッグも好きで良く飲むが、それを差し引いてもクオリティの高いポータービール。特に他のポータービールはロースト麦芽+チョコレート・ナッツ感を前面に出しているのに比べて、スモーキーさやフルーティーさも強調されていて美味。飲み口もしつこ過…