(1)特徴
・テル・ドレン ブロンド/Ter Dolen Blond
・テル・ドレン醸造所(ベルギー)
・6.1%
・ベルジャン・ブロンドエール
テル・ドレン醸造所は1994年設立、ベルギー北東部のヘルクテレンにある中世の城(宿泊可)に併設された醸造所です。テル・ドレン城の歴史は古く、記録上は1282年まで遡るようです。1977年以降は住民がいなくなり朽ち果てていたようですが、1993年にMieke Desplenter氏が城を買い取りリノベーションをして、醸造所もそのタイミングで出来たようです。
今回テイスティングしたブロンドは、1994年に同醸造所で初めて生産された修道院ビール、ブロンドエールで、2種類のモルト、2種類のホップを使用しているとのことです。
(2)テイスティング
【香り】
黄桃、リンゴの蜜、オレンジやパイナップルキャンディ、微かな香ばしい穀物、酵母のフローラルさ
【味】
しっかりしたボディで癖のない麦汁、蜜入りリンゴ、オレンジ、ほのかなハーブ
【総評】
癖のないスタンダードなブロンドエール。凄い旨いという訳ではないが、ベルギーらしいスタイルで変な癖が無いので、万人にオススメできる風味。☆を付けるか迷ったが、また飲みたいかと言われると迷ったので☆無し。決して悪くない。