(1)特徴
・クラウスターラー ドライホップド ノンアルコホリック/ Clausthaler Dry Hopped Non-Alcoholic
・0.4~0.5%
・ローアルコール、ノンアルコール
クラウスターは、ドイツで1979年からリリースしているノンアルコールビールの銘柄。ドイツで初めて商品化されたノンアルコールビール飲料です。生産は1870年創業、フランクフルトにあるビンディング醸造所が行っており、現在はラーデベルガー社傘下にあります。
今回テイスティングしたのは、同銘柄で幾つかあるノンアルコール飲料のうち、1979年から発売されている”オリジナル”ではなく、ドライホップドという銘柄です。2015年頃からリリースされている商品で、世界初のドライホップ製法(麦汁の糖化液を煮沸する時ではなく、二次発酵中のビールにホップを加えることで、ビターさを抑えて香りをより際立たせる手法)、カスケード種のホップを使用したノンアルコール飲料とのことです。
(2)テイスティング
【香り】
【味】
ロースト麦芽、軽く焦げたハーブ、キャラメル、りんごタルト、オレンジピールとキャンディ。ややはっきり目のビターさとクリアなハーブの余韻、甘ったるく無く飲みやすい
【総評】★
ホップのビターさとハーブ感、麦芽の香ばしさ、柑橘系の甘さと爽やかさのバランスが非常に良い。ノンアルぽい臭みは多少あるものの、穀物とホップの後ろに上手く隠れている。これまで飲んだノンアルビールの中では1,2位を争う出来。迷ったが★1つでも良い。