(1)特徴
・デ・ランケ イクス・イクス・ビター/De Ranke XX Bitter
・デ・ランケ醸造所 (ベルギー)
・6.0%
・ベルジャンIPA
イクス・イクス・ビターは、ベルギーのデ・ランケ(ドゥ・ランク)醸造所のビール。デカ醸造所の設備を借りて1994年にNino Bacelle氏によって醸造が開始、2005年には ベルギー西部ドティニーにデ・ランケ醸造所を設立して現在に至っています。ホップはポペリンゲ産ブルワーズゴールドとハラタウをホールのまま使用しているようで、ホップにこだわりの強い醸造所です。イクス・イクス・ビターもホップが前面に出た風味で、アメリカンIPAのような強烈なビターさが特徴となっています。
(2)テイスティング
【香り】
フローラルでグラッシーなホップ、香ばしい麦芽、黄桃やプラム、いちご、柑橘
【味】
ガツンとした強烈なビターさ、グラッシーさ、ロースト麦芽、りんごの皮目、酸味控え目のグレープフルーツ。じとっと張り付くようなホップのビターさが残る
【総評】
ベルギービールではなかなか味わえない柔らかくも強烈なホップのビターさ。下手な甘さは無く、シャープなホップ感とフルーティさ、そこにしっかりした分厚い麦芽。インパクトの強い風味。