(1)特徴
・リバレーション ラガー/Liberation Lager
・リバレーション醸造所(イギリス)
・3.8%
・ラガー
リバレーション醸造所は、イギリス南部の島、ジャージー島の醸造所。1871年から醸造所を行っていたアン・ストリート醸造所に由来するようです(ジャージー醸造所という名前を経て、2011年からリバレーション醸造所になったようです)。イギリスで現存する唯一の、ナチスドイツ支配下にあった醸造所とのことです。
今回テイスティングしたのは同醸造所のラガーです。ホップにはSaazとHallertauを使用しているようです。リバレーション醸造所の商品だけでなく、イギリスのビール全般に言えますが、比較的度数は低く、飲みやすいテイストとなっています。
(2)テイスティング
【香り】
香ばしい穀物、オレンジ、少し発酵感のある南国フルーツ
【味】
ミドルボディの麦芽、微かにグラッシーでビターさ控えめのホップ。重くなく軽くなく、ちょうど良いバランス。ラガーらしい香ばしい穀物の余韻
【総評】
少し香りのフルーティさに癖はあるものの、全体的には正統派な飲み心地の良いラガー。度数も低く、料理の味を邪魔しない。麦の風味はしっかりあるが比較的軽快より、後味もそこまで重く無い。イギリスっぽいラガー