(1)特徴
・ロイヤルブラックラ 18年 パロ・コルタドシェリー樽フィニッシュ/Royal Brackla 18yo Palo Cortado Sherry Cask Finish
・ロイヤルブラックラ蒸溜所(ジョン・デュワーズ・アンド・サンズ社)
・46.0%
・パロ・コルタドシェリー樽で追加熟成
ロイヤルブラックラ蒸溜所は、スコットランド・ハイランド地方にある1812年設立の蒸溜所です。世界で最も古い蒸留所の一つと言われており、1833年にウィスキーで初めてロイヤルワラントを与えられた由緒正しき銘柄です。近年の華やかな風味が主流になっているシングルモルトの中で、昔ながらの素朴な風味が特徴です。
今回テイスティングしたオフィシャルの18年熟成は、バーボン樽主体で熟成させた後、パロ・コルタドシェリー樽で追加熟成させたものです。
(2)テイスティング
【香り】
【味】
オレンジピール、ペッパーや唐辛子のスパイス、オーク、レーズン、カカオ。余韻に麦芽の香ばしさが漂う
【総評】
非常に洗練された香りから、味は意外と平凡。悪くは無いがやや期待を下回る。ブドウ感よりもオーキーさがより強調されて感じる。良い感じの素朴な麦芽感がしっかりと味わえる。決して悪くは無いしむしろ旨いのだが、香りの期待感からは少し下回る