（１）特徴
・モーゲンステムニング (シュー フィエル)／Morgenstemning (7 Fjell)
・シュー フィエル醸造所／7 Fjell醸造所（ノルウェー）
・6.5%
・アメリカンスタウト、コーヒースタウト
シュー フィエル醸造所は、ノルウェー南西部ベルゲンの町Bønesにある1996年創業の醸造所。醸造責任者のGahr Smith-Gahrsen氏は、ノルウェイビール協会からその先駆的な取り組みを表彰されたことが何度もあり、ノルウェーを代表するクラフト醸造所となっているようです。醸造所の名前は、町が7つの山（Fjell=Mountain）に囲まれていることに由来しているようです。
今回テイスティングしたのは、エスプレッソを加えたコーヒースタウトです。Morning Moodを意味するMorgenstemningという名前を冠していますが、朝に飲むにはさすがに重すぎるので、あくまで朝に飲むエスプレッソのような雰囲気を夜に味わうような意味合いかと勝手に想像しています（もしくは北欧人は朝一にスタウトを飲む強者か）。
（２）テイスティング
【香り】
ロースト麦芽、チョコレート、ビスケット、タバスコ、少しの酸味と赤いフルーツ、プルーン
【味】
チョコレート、ロースト麦芽、エスプレッソ、ビスケット、すこし酸味があるプルーン やいちじく等のダークフルーツ
【総評】
やや酸味があり度数の割には軽快だが、コーヒー感もあり不思議なバランスのスタウト。ロースト感が効いたどっしりした飲み口ながら、余韻のキレはいい。朝に飲むと間違いなく疲れる。夜にデザートなどと一緒に楽しみたい風味。単発で飲んだので、正直少し重かった。
