アードベッグ ダークコーヴ コミッティリリース/Ardbeg Dark Cove Committee Release

(1)特徴

Ardbeg Dark Cove vs Committee Release | Malt - Whisky Reviews

アードベッグ ダークコーヴ コミッティリリース/Ardbeg Dark Cove Committee Release

アードベッグ蒸溜所

・55.0%

・バーボン樽で熟成後、ダークシェリー樽でフィニッシュ

2016年のアードベッグ・デー向けにリリースされたボトルのコミッティリリース(やや度数が高いバージョン)。アイラ島の暗黒時代と言われる、密造や密貿易が盛んだった時代がテーマとなっています。バーボン樽で熟成後、ダークシェリー樽で追加熟成をおこなったものです。ダークシェリー樽が何なのかについては公表されていませんが、ファーストフィルのシェリー樽やヘビーチャーされたシェリー樽では無いかと思われています。

(2)テイスティング

【香り】

メープルシロップ、煮詰めたぶどう、革製品、スモーク

 

【味】

暖かいスモークが広がる。ねっとりした甘いシェリー、ぶどうシロップ、キャラメル、ローストした穀物、微かなオーク。余韻はタンニンとぶどうシロップの甘さ、オークや穀物、コーヒー

 

【総評】★

シェリー感が濃厚で少ししつこいまである。熟成感はそこまで無くややタンニンが出過ぎている気もするが、アードベッグらしいスモーキーさと麦芽、バーボン樽・シェリー樽それぞれの甘さのバランスが上手く取れていて旨い。定価であればチャレンジングで楽しい風味と言える。