(1)特徴
・ズンデルト 8/Zundert 8
・ デ・キエビット トラピスト醸造所(オランダ)
・8.0%
・ストロングエール、トラピストエール
ズンデルトは、1900年建立のオランダの修道院、マリア・トゥーフラフトゥ修道院で生産されているトラピストエール。ビールの生産自体は2013年から開始しており、現在10か所あるATP(Authentic Trappist Product)ラベルのトラピストビール生産を行う修道院の一つです。
今回テイスティングしたズンデルト 8は同修道院が生産するストロングエールで、高いアルコール度数と濃厚な風味が特徴となっています。
(2)テイスティング
【香り】
ぶどう、チョコレート、デーツ、ローストしたプラム、キャラメライズした麦芽、クローブやシナモン
【味】
オーク、チョコレート、ローストした穀物、ぶどうの皮目、柑橘ピール、クローブ系のスパイス
【総評】
度数の高さと濃厚な麦芽とフルーツによるパンチもあるが、それ以外のチョコレートやハーブ、タンニン感がどっしりと裏支えしてきて、かなり重めの口当たり。余韻もねっとり感を加速させるようなまったりしたハーブで、かなりねっとりとした風味が長く残る。