(1)特徴
・スラッグ ラガー/Slag Lager
・スラッグムルダー醸造所(ベルギー)
・5.0%
・ラガー
スラッグムルダー醸造所は、ベルギーの東フランドル州にある1860年設立の醸造所。スラッグムルダーはフラマン語で『石臼挽き』を意味しており、その名の通り当時穀物商だったエマニュエル・スラッグムルダー氏によって設立されています。現在でもスラッグムルダー家によって経営されています。 ウィトカップ トリプルという現代的なトリプルエールの元祖を作っている醸造所としても知られています。
今回テイスティングしたのは同醸造所のラガー、ピルスナーで、軽快な飲み口が特徴とされています。
(2)テイスティング
【香り】
軽快な穀物、柑橘、微かにハーブやメントール
【味】
軽快な麦芽、グレープフルーツやパイナップル、柑橘ピール、ややビターな草っぽいハーブ
【総評】
ベルギービールっぽくは無い軽快なラガーで、癖が無く、とても飲みやすいシンプルな風味。麦芽感はしっかり感じられ、ホップ感もおそらくSaazがメインっぽいシンプルな香味。日常的に飲む分にはこれ位のバランスがちょうどいい。