（１）特徴
・セッション IPA (トースト エール)／Session IPA (Toast Ale)
・トースト エール社（イギリス）
・4.5%
・セッション IPA
2016年設立のトースト エール社のセッションIPA。出資者は作家・社会活動家として有名なTristram Stuart氏で、『世界の食料ムダ捨て事情』などの著書でも知られています。廃棄される予定だったパンを使用したビールを生産しており、利益は食糧問題解決のためのチャリティーとなっているとのことです。
今回テイスティングしたのはやや度数の低いセッションタイプのIPAで、モルトにはPale AleやCaramalt以外に先述の通り廃棄予定のパンを加え、ホップにはAmarillo・Azacca・Mosaic種の3種のホップを使用しているとのことです。
（２）テイスティング
【香り】
オレンジ、パイナップル、軽くスパイシーで複雑な穀物の香り
【味】
しっかりしたビターさ、オレンジやグレープフルーツ、柑橘ピール、草っぽいハーブ、軽快な穀物
【総評】
軽快でビターさしっかりのIPA。パンっぽさはあると言えばあるが、普通のビールでもパンっぽさを感じることもあるし、正直この商品では軽快寄りの穀物感なので良く分からない。とは言え飲みやすいさっぱりしたIPAを理念をもって生産している姿勢は素晴らしい事だと思う。
