(1)特徴
・スプリングバンク コルタド 7年/Springbank Cortado 7yo
・スプリングバンク蒸溜所
・56.9%
・リフィルバーボン樽で5年間熟成後、フレッシュパロコルタド樽で2年熟成
スプリングバンク蒸溜所のが2021年5月にオンラインで開催したVirtual Tastingの6サンプルのうちの一つ。今後リリース予定のシェリー樽熟成ボトルの前段階サンプルとして提供されたもので、実際に2022年にはペドロヒメネス10年(バーボン樽7年+ペドロヒメネスシェリー樽3年)ボトルがリリースされており、今後も順次リリースされていくものと思われます。
今回テイスティングしたのはリフィルバーボン樽で5年間熟成後、フレッシュパロコルタド樽で2年熟成したものです。こちらは2023年5月現在でリリースされておらず、(10年以上の熟成物としてリリースするのなら)2024年以降にリリースされるのではないかと思っています。
(2)テイスティング
【香り】
ホワイトペッパーや生姜のスパイシーさ、バニラ、カスタード、白ブドウ、ライチ、奥の方に乾いた穀物
【味】
ピリピリとしたスパイシーさ、唐辛子やホワイトペッパー、リンゴの蜜、白ブドウ、リンゴの皮目、オーク、軽くローストした麦芽。ドライでブリニーな余韻
【総評】
ドライで刺激的なスパイシーさのある口あたり、甘さ控えめのリンゴや白ブドウのドライなフルーティさに乾いた麦芽感。5番のアモンティリャードほどでは無いが、これもかなりドライで素朴、やや熟成途上的な風味。