(1)特徴
・ジャンブ・ドゥ・ボア/Jambe-de-Bois
・デ・ラ・センヌ醸造所(ベルギー)/Brasserie de la Senne
・8.0%
・トリプル
デ・ラ・センヌ醸造所は、2003年創業、ベルギーのブリュッセルにある醸造所。Bernard Leboucq氏とYvan De Baets氏によって始まった醸造所で、二人でタッグを組んで生産を開始したのは2006年頃のようです。原則として無濾過・無殺菌・無添加のビールを生産しています。
今回テイスティングしたのは同醸造所のトリプルエールで、通常のトリプルと比べるとホップのビターさが強いことが特徴となっているようです。『ジャン・ドゥ・ボア』は1830年ベルギー独立革命の時の英雄ジャン・ジョセフ・シャルリエの異名、『ジャンブ・ドゥ・ボア(木製の足:義足だったため)』に由来しており、ラベルにも独立戦争の絵が描かれています。
(2)テイスティング
【香り】
【味】
香りは軽快で特徴に欠けるかと思ったが、飲みごたえはとてもある重厚なトリプル。かなり強いビターなハーブや柑橘ピール、麦汁、りんごや洋梨のタルト、ほのかにバナナ。余韻もローストしたハーブのグラッシーさが続く
【総評】★
ホップのビターさがかなり前面に出たトリプル。フルーティさはややねっとり気味なので、ビターさとの相性が良い。やや重めではある。泡立ちは凄く良くて気持ちいい。