(1)特徴
・ロンドン ポーター/London Porter
・フラーズ醸造所(イギリス)
・5.4%
・イングリッシュ・ポーター
フラーズ醸造所は、イギリスのロンドンにある1845年創設の醸造所。2019年からは日本のアサヒビールが所有しています。ロンドンでは老舗の醸造所でで、親会社のフラーズ社は数百店舗のパブなども経営しており、正にビールを通じて英国文化を担っている会社でもあります。
今回テイスティングしたイングリッシュ・ポーターで同社の代表銘柄の一つで、イギリスのポーターを代表する銘柄でもあります。『ポーター』は、イギリスのテムズ川でに運びをしていたポーターが好んで呑んだ事に由来するビールで、ローストした麦芽を使用した褐色のエールビールです。
(2)テイスティング
【香り】
いちじくやチェリーのジャム、チョコレート、ローストした麦芽
【味】
ローストした麦芽、カカオ感強いチョコレート、シナモンやクローブ、ローストしたハーブ。プルーンやいちじくのフルーティさもあるが甘さは控え目
【総評】★
しっかりとしたロースト麦芽の風味が前面に出つつ、ダークフルーツやカカオ、シナモンやクローブなどのハーブがバランスよく重なって味わえる。飲みごたえはあるが、さっぱりとした余韻もある、イギリスらしさあふれるポーター