トラピスト ロシュフォール 10/Trappistes Rochefort 10

(1)特徴

Trappistes Rochefort 10 (2022) - Abbaye Notre-Dame de Saint-Rémy - Untappd

・トラピスト ロシュフォール 10/Trappistes Rochefort 10

ロシュフォール醸造所(ベルギー)

・11.3%

・トラピストエール、クアドルペル

ベルギー南部の町・ロシュフォールのサン・レミ修道院醸造されているトラピストビール。1595年からビール醸造を開始していますが、1797年のフランス革命時に破壊されて閉鎖、1899年に再開して今に至ります。併設のカフェやレストランなどは無く、厳格な修道院として知られています。トラピストビールとしてはそこそこの生産量があるので、入手自体は比較的容易な方です。

長年、6, 8, 10の3種類がラインナップでしたが、2020年10月からトリプル エクストラが加わって、現在は計4種類あります。今回テイスティングしたのはその中でも度数が最も高く濃厚なクアドルペルです。

(2)テイスティング

【香り】

干しぶどうやデーツ、チョコレート、ローストプラム、カラメル麦芽。ダークで濃厚なフルーティさ

 

【味】

チョコレート、干しぶどうやドライダークフルーツ、ローストプラム、カラメル麦芽 シロップ、燻したハーブ、ねっとりした余韻

 

【総評】

ロシュフォールの大トリに相応しいどっしり加減。ダークフルーツやチョコレートの濃厚な甘さが余韻まで長く続く。ビターさもしっかりあるが甘さがそれを上回る。複雑で濃厚でパンチのあるビールが飲みたい人には強くオススメできる一本。