厚岸 2018 3年 (アデルフィ)/Akkeshi 2018 3yo (Adelphi)

(1)特徴

・厚岸 2018 3年 (アデルフィ)/Akkeshi 2018 3yo (Adelphi)

・厚岸蒸溜所(日本)

・57.8%

・1stフィルバーボンバレル樽熟成

厚岸蒸溜所は堅展実業によって2016年に創設されたウイスキー蒸溜所で、アイラモルトを目標としていることもありピートの効いた風味が特徴となっています。

今回テイスティングしたのは、インディペンデントボトラーのアデルフィ社が創設30周年を記念してボトリングしたシリーズの一つで、2018年蒸溜の原酒を1stフィルのバーボンバレル樽で3年間熟成したものです。

(2)テイスティング

【香り】

青りんごや和梨、乳糖、ツツジの蜜、アーモンド、乾いた穀物、藁を軽く燻したようなスモーク

 

【味】

甘スパイシー。乳糖、バニラ、赤リンゴや和梨ツツジの蜜、ホワイトペッパー、オーク、柔らかい藁っぽいスモークの余韻

 

【総評】

流石に原酒の刺々しさは残っているが、それでも3年と思えないほどの上品さと風味のまとまりの良さ。下手な10年物より満足感は上。★0.5くらい。噂は聞いていたが確かに出来がとても良い。3年物としては完璧に近く★2か3。2万円近い事を考えるともっと安い長熟の方がコスパは良い。