(1)特徴
・ノースブリティッシュ 1987 37年 (アデルフィ)/North British 1987 37yo (Adelphi)
・ノースブリティッシュ蒸溜所
・47.5%
・リフィルバーボンバレル樽熟成
ノースブリティッシュ蒸溜所は1885年設立のグレーンウイスキー蒸溜所。スコットランドの首都エディンバラ近郊に位置しており、現在はディアジオ社とエドリントングループが共同保有しています。主にブレンデッドウイスキーの構成原酒として使用されており、カティーサーク、シーバス、フェイマスグラウス、J&Bなどの多くのブレンデッドウイスキーを支えています。
今回テイスティングしたのは、アデルフィ社の30周年記念ボトルの一つで、リフィルバーボンバレル樽で36年間熟成したものを、シングルカスク・カスクストレングスでボトリングしたものです。
(2)テイスティング
【香り】
木製家具、シロップ、穀物、柑橘ピール、パン生地、バニラ、キャラメル
【味】
バニラ、シロップ、香ばしい穀物やハーブ、バター、オレンジピール、オーク、パウンドケーキラム、塩気
【総評】★
長熟グレーンらしい香ばしい麦芽やオークの軽快さと上品な甘さ、奥にラムぽいニュアンスも感じた。アデルフィらしい上品ながら芯のしっかりした風味。感動するまではいかないが、さすが周年記念ボトルと言う出来。