オクトモア 2013 7年 #1872/Octomore 2013 7yo #1872

(1)特徴

・オクトモア 2013 7年 #1872/Octomore 2013 7yo #1872

・ブルックラディ蒸溜所

・62.3%

・1stフィルのバーボンバレル樽で熟成

2015年設立のドラムフール社によるボトリング。「アイラの伝説の男」でブルックラディ設立メンバーの一人としても知られるジム・マッキュワン氏が選定する樽をボトリングしたJim McEwan Signature Collectionの2.3としてリリースされたボトルです。ブルックラディ蒸溜所の2013年3月28日蒸溜原酒を、1stフィルのバーボンバレル樽で2021年2月まで7年間熟成させたものです。フェノール値は107ppm、シングルカスクカスクストレングス、ノンチルフィルタードでボトリングされています。

(2)テイスティング

【香り】

キャンプファイヤーのスモーク、燻製ハム、塩気、ヨード、レモンキャンディ、麦芽糖

 

【味】

レモンキャンディ、麦芽糖、塩気、ヨード、ハム、温かいウッドスモークが広がる。香りとほぼ同じ印象。荒々しいスパイシーさと乳酸感も。

 

【総評】★★

オクトモアらしい短熟の魅力が出た一本。個人的にはオクトモアは短熟の方が良いんじゃないかとも思っているが、改めてそう思える出来の良さ。荒々しいスパイシーさや原酒感は残っているが、それがオクトモアのパワフルなピート香と良くマッチしている。