ビッグ・リトル・シング IPA (シエラネバダ)/Big Little Thing IPA (Sierra Nevada)

(1)特徴

・ビッグ・リトル・シング IPA (シエラネバダ)/Big Little Thing IPA (Sierra Nevada)

・シエラネバダ醸造所(アメリカ)

・9.0%

・インペリアルIPA

シエラネバダ醸造所は1979年にケン・グロスマン氏とポール・カミュシ氏によって創業された、アメリカ・シカゴにあるクラフトビール醸造所です。近年のアメリクラフトビールの歴史におけるパイオニア的存在で、他のクラフト醸造所から目標ともされている醸造所です。規模は年々拡大しており、2018年ではクラフトビール会社としては全米3位、大手を含めても全米10位に位置する規模まで成長しています。

今回テイスティングしたのは、原料をふんだんに使用してアルコール度数も高いインペリアルIPAです。モルトミュンヘン大麦・ペール大麦・小麦、ホップは7種(Cascade, Chinook, Columbus, Crystal, Idaho 7, Magnum, Mosaic)とふんだんに使用しています。

(2)テイスティング

【香り】

柑橘、缶詰のオレンジ、黄桃、軽快な麦芽、草っぽいハーブ

 

【味】

シャープながらフルーティ、オレンジ、パイナップル、黄桃、麦芽 

 

【総評】★★

程よい麦芽感に程よいフルーツ感、程よいビターさ、パンチのあるボディもアルコール臭さは無い。非常にレベルが高いIPAで、濃厚なインペリアルIPAとしては手本のような出来だと思う。